採用担当者必見!アルバイト探しで本当に見られている条件とは?【介護職/トラックドライバー編】

採用担当者必見!アルバイト探しで本当に見られている条件とは?【介護職/トラックドライバー編】

今回の記事は「採用担当者必見!アルバイト探しで本当に見られている条件とは?【飲食店/旅館・ホテル編】」の後編として、【介護職/トラックドライバー編】をお届けします。介護職、トラックドライバーともに人材不足が深刻で、国が人材確保に動いています。
 
今回もIndeed(インディード)で日々企業からの相談を受けているクライアントサクセスの担当メンバーにお話を聞きました。

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介護職は無資格・未経験の不安を払拭する工夫を

――介護職は人手不足の影響もあるせいか、「無資格」、「未経験」と記載している事業所が多い印象があります。本当に「無資格」、「未経験」でも大丈夫なんでしょうか?
 
仕事内容によっては「無資格」、「未経験」の方でも大丈夫です。その点ではより多くの方にアピールしやすいでしょう。ただ、特に「未経験」の方は応募前に不安を持つケースも多いと思います。不安を取り除くために、施設の形態、職種名と業務内容など基本的な情報を掲載するだけでなく、採用時の「研修」があれば記載しましょう。
 
――確かに「研修」があると安心できそうですね。ただ、介護職は体力的にもハードな印象があり、応募のハードルが高そうです。
 
そのため、介護職の求人では「職場見学」や「仕事体験」を可能にしているところもあります。仕事内容だけでなく、職場の人間関係や事業所の理念や運営なども事前に知りたいという求職者も多いのです。事業者側にとっても、見学・体験を通じてどんな人材かを知るチャンスと言えます。求職者の体験や見学を行なっていない事業所は積極的に受け入れ、求人情報に「職場見学できます」「仕事体験可」と加えるとよいでしょう。
 
――「職場見学」「体験可」があると特に未経験の方は不安が減りそうですね。長期で働いてもらうために求人情報に記載しておくとよい条件はありますか?
 
長期的に働けるイメージを持ってもらうという意味でも、福利厚生や給与・待遇でのメリットは積極的に記載をするとよいでしょう。例えば、「スキルアップ研修」や「資格取得制度」がある場合は積極的に記載したほうがよいです。会社が研修や資格取得の費用を負担するかどうか、「資格手当」の有無と金額も明記しましょう。介護職は仕事内容の割に給与が低いという不満を持つ方も多いので、少しでも給与が高くなる条件は記載をしたほうがよいです。また、より安定した雇用形態を希望する方には、「正社員登用制度」があるかも重要な条件です。
 
――介護職は外国人人材の受け入れも活発ですよね。求人情報作成時に気を付けることはありますか?
 
はい、平成20年にEPA(経済連携協定)に基づき介護福祉候補者の受け入れが始まってから、年々受け入れ実数が増えています。厚生労働省から外国人介護職員の雇用に関する介護事業者向けガイドブックも発行されているので、参考にするとよいでしょう。
 
Indeedでは「外国人OK」というキーワードが求職者に検索されています。外国人を受け入れている事業者は、求人情報に盛り込むとよいでしょう。また、日本語がどのくらい話せるかも明確に記載しましょう。例えば、日常会話レベルといった漠然としたレベルではなく、日本語能力試験N1レベルなど、明確な定義があるものを用いるとよいです。入所してから「日常会話レベルが話せると言っていたのに、実際は挨拶程度しかできなかった」となると、ほかの職員とだけでなく介護される方とも意思疎通が図れなくなってしまいます。

◆介護職で検索されているその他キーワード

  • 介護職
  • 介護職員
  • 介護福祉士
  • ケアマネージャー
  • 社会福祉士
  • パート

※介護職の場合は、「アルバイト」ではなく「パート」で検索されています。

短期でしっかり稼ぎたい人が多いトラックドライバー

――続いてはトラックドライバーについて質問させてください。「1日のうちで空いた時間を有効にお金に変えたい」という多くのアルバイト求職者のニーズとは少し違うと思いますがどうでしょうか?
 
1日フルに働いて、短期間でしっかり稼ぎたいという方が多い印象です。そのため、月給に加えて時給・日給額を記載するとともに、「日雇い」「日払い」「単発」といったキーワードも有効です。Indeedでは「高収入」、「即日勤務OK」などのタグを求人情報の上部につけられます。求職者の目に留まりやすくするためのひと工夫をしてみてください。
 
――同じドライバーの求人でも、給与面だけでなく仕事内容や労働条件が大きく違います。どんな情報が見られていますか?
 
トラックの大きさ、免許の種類、決まったルートかどうか、荷役の有無ですね。あとは労働環境がわかるキーワード、例えば、「1日の対応件数」、「1日の走行距離」や「保険加入」「ドライブレコーダー装備」などの安全面に関わる内容もチェックされています。
 
――重労働・長時間労働となる場合もありますから、安全な労働環境かどうかは気になりますよね。最近は軽貨物のドライバーの需要も多いようですが、応募する方のニーズも違いますか?
 
はい、軽貨物は重い荷物を持つことが比較的少ないので、女性やシニアが活躍している職場も多いようです。また、「残業なし」、「女性・シニアも活躍中」、「重い荷物は運ばない」など記載すると間口が広がります。「普通免許があればOK」「AT限定可」などもよいでしょう。

◆ドライバーで検索されているその他キーワード

  • シニア
  • 中高年
  • 運転手
  • 配送

 


いかがでしたか?
普段、多くの企業や店舗の採用担当者から相談を受けている担当者だからわかる情報やキーワードをお伝えしました。
この記事を機に、自社の求人情報を見直してみるとよいかもしれません。
 
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