学生アルバイトを引き寄せる求人情報とは?

学生アルバイトを引き寄せる求人情報とは?

少子高齢化に伴い企業の人材確保が難しくなっていますが、その状況は学生アルバイトの求人掲載にも及んでいます。一方で、日本学生支援機構の調査によると、大学生・大学院生(修士課程)共に収入に占める奨学金の割合が減少する傍ら、アルバイトによる収入割合が増えています(※1)。また、全国大学生活協同組合連合会の調査(※2)では、仕送りが5万円未満(0円を除く)である下宿生の割合が年々増加しています。さらに、アルバイトをしている学生の割合は増えており、収入面でアルバイトの重要性が高まっていることが見て取れます。つまり、学生の就労ニーズは高い、ということです。あとは、就労意欲が高い学生をどう獲得して人材不足解消につなげられるかが、今後の企業側の努力にかかっています。では、今の学生は、どのような求人に魅力を感じて応募してきてくれるのでしょうか?
 
今回は、学生向けアルバイトの求人を出すときのコツや、応募を引き寄せる求人票の書き方をご紹介します。

求人を掲載

学生の置かれている状況を徹底的に理解する

学生アルバイトが欲しいときは、まず、彼らがどのような生活を送り、何を考えているかを理解することが大事です。学生の立場に立ち、彼らの希望や課題、不安を汲み取ることができれば、より彼らを惹きつける求人情報の内容をイメージしやすくなるでしょう。
 
学生の場合、以下のような状況や考えを持っていることが考えられます。

◆学業との両立について

  • 平日の日中は授業があるため、バイトするならそれ以外の時間にしたい
  • テスト期間や受験期間、就活期間にはバイトに入ることが難しくなる

 

◆仕事について

  • まかないなど、時給以外のメリットがあると嬉しいし、経済的に助かる
  • 社会人としての経験値を得られて就職活動にも役立つなど、自分の成長につながることをしたい

また、学生はアルバイトを通して成長をしたいと望む学生もいます。JBRC ジョブズリサーチセンターが実施した調査では、「あなたにとって仕事をする目的は何ですか」という質問に対し、「自分の成長」と回答した学生のアルバイト・パートが23.1%という結果が出ていました(※3)。金銭的な目的以外では最も多い回答です。
 
例えば、以下のようなことが学生の「自分の成長」として考えられます。

  • 初対面の人と話すのは苦手だったが、接客業で働いているうちにお客さんとの会話でコミュニケーション力が磨かれた
  • 客層や単価などを分析し、新規メニューを提案したら売上が伸びた。マーケティングに興味を持ち、勉強しはじめた

学生の成長につながる要素に着目してみると、自社の求人にとって有効なアピールポイントが導き出せるかもしれません。

学生に魅力的に映る求人の書き方

求人票は、学生の置かれている状況や価値観をもとに作成していきます。学生でも働きやすい職場であることを前面に出し、アピールとしてうまく盛り込んでいきましょう。
 
以下に、アピールになり得るポイントをまとめてご紹介しますので、求人を作成する際の参考にしてください。

◆不安を払拭するための記載

  • 「初心者歓迎!先輩が丁寧に指導します」「研修制度&業務マニュアルありで未経験もOK」など、未経験者でも安心して働ける環境であること
  • 「学生さん多数活躍中!仲間に出会えます」など、学生アルバイトが多い職場であること
  • 「10代が3割、20代が4割」など、年代別の人数記載により学生年齢層が働いている職場であること
  • 「若いスタッフが笑顔で働いている姿の写真」など、働く環境がイメージできる写真の掲載

 

◆学生に配慮した柔軟なシフト体制の記載

  • 早朝2h〜勤務OK(授業前の時間を有効活用できる早朝シフト)
  • 授業終了に合わせて調整可能(柔軟な調整がきく夕方のシフト)
  • 毎月のシフト希望提出可能(個人の予定に合わせて調整可能なシフト)
  • 週1日からOK(勤務日数が限定されるケースも考慮されるシフト)

 

◆時給以外の手当や特典

  • 交通費別途支給/送迎制度あり
  • まかない・食事補助あり
  • 自社商品を◯%安く購入できる社員割引制度あり
  • 毎年昇給あり

 

◆成長や将来につながる点

  • 社員登用あり
  • スキルアップ支援のため資格取得支援制度あり
  • 将来の起業に向けてネットワークを作りたい学生向けに、社員や役員との交流イベントあり

このように、「学生時代の自分だったら、どのような求人に魅力を感じただろうか?」と考えることが、学生を引き寄せる求人作成の第一歩かもしれません。実際に厚生労働省でも、ここ数年、全国の大学生を対象にアルバイトの労働条件を確かめるキャンペーンを展開するなどして学生アルバイト等のトラブル防止に乗り出していることから(※4)、自社の働く環境を見直し、学生の視点とギャップのある部分があれば、学生に寄り添う方向で整備していくことも大事な取り組みと思われます。
 
このようにして作成した求人を掲載するなら、若年層にも認知度の高いIndeed(インディード)を検討してみてはいかがでしょうか? IndeedはTVCMやAbemaTVでの番組協賛などの影響もあり、若年層からの好意度が上がっています。また、求人の掲載は無料*です。掲載後、求人情報の閲覧数や応募数などの反応も把握できます。例えば、求人に「交通費別途支給」を追加した後に閲覧数や応募数が伸びたのであれば、そうしたメリットの訴求による内容の更新に効果があることの裏付けが取れます。閲覧や応募などの反応度や人材獲得度をチェックしながら、学生アルバイトが働く環境と求人内容をより魅力的なものに随時更新していくというのも、一つの方法ではないでしょうか。
 
Indeedでしたら、修正を自社で好きなタイミングででき、かつ無料です。ぜひ一度お試しください。

 
 
 
※1 日本学生支援機構「平成28年度学生生活調査」
https://www.jasso.go.jp/about/statistics/gakusei_chosa/__icsFiles/afieldfile/2018/06/01/data16_all.pdf
 
※2 全国大学生活共同組合連合会「第54回学生生活実態調査の概要報告」
https://www.univcoop.or.jp/press/life/report.html
 
※3 株式会社リクルートジョブズ 「求職者の動向・意識調査2019 基本報告書」
http://jbrc.recruitjobs.co.jp/data/pdf/kyuushokusha2019.pdf
 
※4 厚生労働省 「アルバイトの労働条件を確かめよう!」キャンペーン
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_04047.html
 
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https://jp.indeed.com/legal?hl=ja#tos
 
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