【求人票テンプレート】常駐SEの採用も求職者のニーズを掴んだ求人情報 で効果的な採用活動を

パソコンを使って仕事をする人たちのイメージ


現代はビジネスや暮らしの中など、さまざまなところでIT活用が増えています。IT市場は年々拡大を続けていますが、深刻なIT人材不足となっているのです。経済産業省によると、システムエンジニア(以下SE)をはじめとしたIT人材不足の背景には、少子高齢化に伴う日本の労働力人口(15歳以上で働く能力と意思のある者)の減少が大きな原因の一つとして挙げられています(※)。
 
SEにとっては売り手市場と言える状況です。一方、SEを募集している企業の採用担当者にとっては、「SEを募集しているが、なかなか応募がない」「すぐに辞めて他のところへ移ってしまう」など、苦戦中の方は多いのではないでしょうか。どの企業でも優れたIT人材を求めているため、特に中小企業は大企業と比べてSEの採用が不利になってしまう傾向があります。
 
採用活動における求人票作成の負担を少しでも減らすために、今回は所属する企業以外に常駐して働くSE(以下、常駐SE)の求職者に見られている求人票の項目や入社後の業務内容をもとに、求人票のテンプレートを用意しました。テンプレートを活用して、スピーディーな採用につなげていきましょう。
 
(※)参考:経済産業省「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果(平成28年6月10日)」

 
 

求人を掲載

求人票作成は気が重い?


採用活動は採用計画の立案や応募者とのやり取りなどとても手間がかかります。中でも求人票の作成を負担に思う方は多いのではないでしょうか。
 
求職者と自社をつなぐ最初の接点である求人票は、応募に必要な資格・スキル、求める人材のイメージ、自社の雰囲気やアピールポイントなど、たくさんの情報を記入する必要があります。また、検索画面に表示された情報に関心を持ち、求職者にクリックしてもらえるよう意識することも大事です。
 
SEを採用したい場合は、「C/C++」「Java」「JavaScript」といった主要言語や開発環境など、ある程度のIT関連知識は必要になりますし、常駐SEであればそれらに加えて、常駐先の企業の雰囲気や課題なども把握し、それを記載する必要があります。
 
しかし、「うまく書ける自信がない」「何を書いたらよいか分からない」「そもそも手間がかかる」……そんなふうに求人票を負担に思う場合、どのように対応すればよいのでしょうか。

 
 

求人票は情報を整理して自社で作成を


求人倍率が7倍から10倍とも言われるSEの採用は、一般的な内容を記載しても求職者の目にとまりにくい傾向があります。他社と差別化をはかるためには、自社でどのようなスキルや経験を持つ常駐SEを採用して客先へ常駐させたいか理解し、求人票に反映することが重要です。自社で求人票を作成することには次のようなメリットがあります。

 

  • 自社が採用し、客先へ常駐させたい常駐SEにどのようなスキルを求めているのか、どんな案件対応を望んでいるのかといった人材像が明確になる。
  • 自社が常駐SEに求める人材像を最もよく理解している自分たちで作成することで、自社にマッチした常駐SEから応募の可能性が高まる。
  • 自社の人材採用に対する課題が明らかになる
  • 労働市場の変化や応募者に合わせて発信内容を変更できる
  • 求人票をアウトソースすることによる時間やコストをセーブできる
  • 先行きが見えにくい社会で柔軟に対応するという考え方を求人票にも反映できる


どのような資格やスキルを持った常駐SEを募集するか、自社内で確認しながら求人票を作成することは骨が折れることです。しかし、現状を十分に理解しないまま採用活動を行うと、求める人材とは異なる応募者の対応に追われたり、採用後にミスマッチが発生してしまったりなど、望ましくないことが起こる可能性が高くなってしまいます。
 
そのようなトラブルを防ぐためにも、求める常駐SEを熟知した上で求人票に反映することがとても大切です。そこで今回、常駐SE採用で活用できる求人票のテンプレートを用意しました。

 
 

常駐SE採用時のテンプレート


今回用意した常駐SEの採用に活用できる求人票テンプレートについて解説していきましょう。

 
 

◆求人票の基本項目


まずは、求人票に記載する基本的な項目について見ていきます。

 
求人票に必要な要素まとめ 項目/内容 仕事内容/仕事で取り扱う商材やサービスの説明、仕事を進めるための手法・手段などを具体的に記載。また、職種名は一般的な名称で、社外の人でもわかるように。 アピールポイント/会社の特徴や雰囲気など。競合他社と比較した時の強みや求職者が魅力的だと思うポイントを記載。 求める人材/学歴や資格、業務を行う上で、どんなスキルや技能、資格が必要なのかを明確に提示する。 勤務時間・曜日/出勤と退勤の定時、平均残業時間を記載。また、在宅勤務の情報や、残業や休日出勤の有無も。1日の業務の流れを記載すれば、より職場の雰囲気が伝わりやすい。 休暇・休日/土日休み、年末年始休暇などの特別休暇の他、産休・育休制度や会社独自の休暇制度など。 年間休日●日、有給休暇 (初年度●日付与)、平均有給取得日数:●日/年など具体的に数字を記載することが望ましい。 勤務地/実際に勤務する場所の住所を記載。また、出張や転勤の有無なども記載。 アクセス/勤務地の住所や最寄り駅名と、○番出口から徒歩○分など目安を記載。 待遇・福利厚生/健康保険、交通費支給の他、住宅手当などの各種手当、資格取得支援制度、社員割引など。待遇や福利厚生は自社のアピールポイントになるので、詳しく記載を。 雇用形態/正社員かアルバイトの他、試用期間など。 給与/時給や給与の額、昇給や賞与の有無。また、給与は「月給○○万円〜」と下限だけ書くと、高給が見込めないと捉えられる可能性があるので上限の金額も書くこと。 企業概要/従業員数や自社サイトURL。 応募方法/応募する場合の方法や採用サイトのリンク先など。また、面接は何回あるか、履歴書などの持参品について記載。 応募お問い合わせ/応募者が応募に関する質問や疑問などを問い合わせる際の連絡フォームのURL、窓口となる担当者名と電話、受付時間など。


上記の表の内容を踏まえ、自社が求める常駐SEに合わせた情報発信を意識しましょう。

 
 

◆常駐SE向け求人票の見本


上記の基本的項目を参考に、次のような求人票を作成することができます。求職者の関心が高いキーワードを使いながら、必要なスキルや仕事内容がしっかりと伝わる求人票であることが大切です。

 

職種名に記載!
・フロントエンジニア
・バックエンジニア
・サーバーサイドエンジニア
 
\一番伝えたいアピールポイント/
《フロントエンジニア/バックエンジニア/サーバーサイドエンジニアのお仕事!》
・担当システム:公共機関の●●システム 等
・プログラミング、改変のスキルが身につく!等
・自社に限らず多くの優秀なエンジニアと働けます!
・大手企業常駐で残業ほぼなし・充実の休暇
・多種多様なプロジェクトに関われる
・未経験者歓迎
——————————–
【仕事内容】
客先常駐エンジニア
クライアントの要望に合わせた
自社開発システムの設計・運用・保守。
※キャリアステップも必ず記載!
客先常駐SEはスキルがつかず40、50代になると給与・仕事内容に悩む人が続出する。
※未経験の場合は研修制度について記載
——————————–
【開発環境】
言語:Java、Python、C、C++、C#、R、Objective- C、Swift、.NET、PHP ほか
OS:UNIX、Linux、Windows ほか
DB:Oracle、SQLServer、ACCESS、MySQL、PostgreSQL ほか
——————————–
<主なプロジェクトの流れ>
【1】案件の相談対応
自社システムの新規導入やカスタマイズ案件の
ヒアリングや技術提案を実施。
【2】案件管理
要件定義、工程表や設計書の作成や導入までのサポート
【3】構築と導入
オンプレミスシステムのサーバ構築や設置
【4】導入後のサポートや相談対応
導入後の問合せや不具合対応、技術的なフォロー
※チーム構成:●名程度
※期間:●カ月〜●年以上
——————————–
【入社後の流れ】
・初期研修(入社〜●週目):
・OJT(●ヶ月間):
約●ヶ月で独り立ちとなりますが、
しっかりとしたサポート体制があるので
わからないことはいつでも聞ける環境です!
——————————–
【雇用形態】
正社員/パート・アルバイト/業務委託
【給与】
月給/時給 ●万円〜●万円
※スキル・経験により応相談
<モデル年収>
入社●年目 ●代 ●万円
※各種手当・賞与含む
——————————–
【応募条件】
<必須条件>


<歓迎条件>
・未経験者歓迎
・新卒・第二新卒OK
・ブランクのある方も歓迎
・服装自由/髪型自由
・ハローワークでお仕事お探し中の方も歓迎
・外国籍の方も活躍中
《以下の資格をお持ちの方優遇!》
・情報処理技術者試験
・基本情報技術者(FE)
・応用情報技術者(AP)
・データベーススペシャリスト試験(DB)
・プロジェクトマネージャ試験(PM)
・システムアーキテクト試験 (SA)
・ネットワークスペシャリスト試験 (NW)
・OSS知識(Ansible、CentOS、Zabbix、PostgreSQL、MySQL、SMTP、DNS、PROXY、DHCPなど)
・NW知識(Cisco、Checkpoint、PaloAlto、有線LAN、無線LAN、L3、L2、ルータ、Firewall、RADIUSなど)
——————————–
【勤務時間】
9:00~17:30(実働7.5時間)
残業月平均●時間
※プロジェクトにより変動あり
——————————–
【休日休暇】
・週休2日制(土日祝)
・年間休日●日
・夏季休暇
・年末年始休暇
・有給休暇 (初年度●日付与)
※平均有給取得日数:●日/年
——————————–
【勤務地】
常駐先 住所
本社住所
<アクセス>
アクセス
※マイカー通勤可(無料駐車場あり)
——————————–
【待遇・福利厚生】
・社会保険完備
・交通費支給
・昇給年1回
・賞与年2回
・健康診断
・残業手当
・住宅手当
・マイカー通勤可
・転勤なし
・社内禁煙
・フレックスタイム制
・産前産後休暇
・育休休暇
・退職金制度
・資格取得支援制度
——————————–
【会社概要】
・企業名:
・事業内容
・所在地:
・資本金:
・従業員数:
・会社URL:
【人員構成】
・男女比:
・年齢構成:
——————————–


すべての項目を必ず記載しなければならないというわけではありませんので、自社の常駐SE採用の目的に合った内容に適宜調整をするようにしましょう。

 
 

◆さらに魅力的な常駐SE採用の求人票にするために


また、さらによい常駐SE採用の求人票を作るために、押さえるべきポイントがあります。例文とともに見ていきましょう。

 

・ポイント①担当業務内容やその範囲


常駐する企業によって開発内容や必要とされるスキルは異なり、自社と常駐先が結んだ契約内容によっても仕事内容は変わります。
 
常駐SEの業務内容の範囲は要件定義、設計、開発、テストといった開発に関わる業務や、ネットワークやサーバーの設計・構築、運用などのインフラ業務に関わる内容まで多岐に渡ります。依頼された作業をこなすだけのものもあれば、提案やコンサルティング、マネジメントを行うケースもあるでしょう。担当業務はしっかりと記載することが大切です。
 
また、常駐SEが常駐先でどういったポジションを担うのか、システム開発をする場合は開発のどこからどこまでを担当するのかなど、より詳細な情報を求めている方が常駐SEの求職者には多い傾向があります。求人票には具体的な業務内容の範囲も記載するようにしましょう。
 
例)

  • システムの改善案、または新規設計書の立案
  • システム構築から運用まで
  • システム運用後の保守サポート
  • 業務日報作成・提出
  • お取引様とのミーティング、ヒアリング


上記のように、担当業務内容やその範囲を明示することで、常駐SEは採用後の仕事内容のイメージがしやすくなります。
 
それから、このとき職種名は社内用語や略語は避け、一般的に使われている用語を使いましょう。
 
例)

  • 社内SE
  • システムエンジニア
  • 情報システム担当者
  • システム設計
  • 構築担当者
  • 社内システムエンジニア

……など

 

・ポイント②プロジェクト例の記載


プロジェクトの概要、開発規模、担当フェーズ、開発環境、開発言語、ツールなど、できる限り細かく記載しましょう。また、求人票には、ターゲットとする常駐SEにとって魅力的に思う案件かどうかといった視点で掲載する案件を選ぶことも大切です。
 
例)

  • 大手食品メーカー様の業務内容を把握し、社内システムに関する改善点を立案、また新規システムを開発するお仕事です。
  • 上場企業アパレル会社の新規ECサイトのシステムエンジニア。即戦力になれる方はプロジェクトのリーダーとなってご活躍いただきます。

 

・ポイント③常駐する場所


客先常駐型の場合、自宅からの通勤時間はどのくらいなのかを気にする方も多いため、最寄り駅まで記載することがおすすめです。次のような例文を求人票に盛り込みましょう。
 
例)

  • ターミナル駅ビル徒歩2分、通勤に便利なオフィスで働くシステムエンジニアの募集です
  • 勤務地は東京都千代田区(常駐先)です。

 

・ポイント④常駐期間


仕事選びのポイントとしているSEも少なくありませんので、常駐期間が長期なのか、短期なのか、可能であれば記載するようにしましょう。
 
例)

  • 業務効率化のための長期開発業務(プロジェクトにより3カ月、半年、1年などの期間設定)
  • 数カ月~1年の期間で多種多様なプロジェクト経験が可能

 

・ポイント⑤使用言語など、技術に関する情報


使用する言語など技術に関する記載を誤っていると、SEの立場からすると「あまり技術分野に関して詳しくない会社なのでは」と不信感が生じてしまう可能性があります。求人票掲載時などに、念入りに確認するようにしましょう。
 
例)

  • Java、C++、C#、PHP、Perl、JavaScript、Ruby on Railsなど言語を習得している方
  • SQLデータベースの基礎知識・経験
  • Linuxの基礎知識・経験
  • PHPでの開発経験


しかしながら、あまりに多くの要件を書き連ねると、応募を躊躇してしまうケースもあるので、関連性の高いキーワードや用語を簡潔に記載するようにしましょう。

 

・ポイント⑥どのような開発環境か


開発環境に関してはできる限り細かく書くことが大切です。言語、フレームワーク、環境、データベースだけではなく、B2C向けなのか、さらに業務環境や設備なども細かく記載すると、常駐SEの働く環境のイメージがつきやすいでしょう。
 
例)

  • 開発環境が整備されている会社
  • 経営者や会社全体がエンジニアの価値を認めている

 

・ポイント⑦研修や教育制度はあるか


新しいスキルを身に付ける研修制度や、キャリアアップの機会があるかどうかも、常駐SEに見られているポイントです。次のような例文を記載しましょう。
 
例)

  • 新しいスキルを身につけることができます。
  • 充実の研修制度あり
  • 経験が少ない方は研修を経て、仲間と一緒に学びながら成長できる職場です。
  • システムエンジニアとしての学習に意欲的な方、スキルがまだ少なくても、チャレンジ精神のある方を歓迎します。
  • 自社に限らず優秀なエンジニアと一緒に働ける

 

・ポイント⑧常駐先と自社の契約の種類


常駐SEとして働く場合、自分が所属する企業と常駐先の企業の間に何らかの契約が交わされており、その契約の種類によって現場での動き方が変わります。たとえば、プログラムなどの成果物を提供する「請負契約」とクライアントに対して労働力を提供するSES(System Engineering Service)の契約形態である「準委任契約」の場合は、指揮命令権は常駐SEの所属している会社にあります。そのため、常駐先の社員から直接作業指示を受けることができません。一方で「派遣契約」の場合は、常駐先(派遣先)に指揮命令権があるため、常駐先の社員から作業指示を受けることになります。
 
常駐先と自社の契約について記載することも応募者にとっては安心する要素のひとつですので、次のような例文を記載しましょう。
 
例)

  • 業務請負契約による客先常駐での技術力提供
  • 請負契約による一括受注

 
 

Indeedなら求人票作成のプロセスをスムーズに進められる


本記事で紹介をしてきた求人票テンプレートですが、Indeedでは求人情報を掲載する際にいつでも利用が可能です。テンプレートを使い表示される項目に沿って必要情報を入力するだけで、簡単に求人票が完成します。
 
求人票の作成画面で「求人テンプレートが利用可能です」という項目の「詳しく見る」をクリックすると入力例を確認することができ、どんなことを書けばよいかがわかるので参考になります。

 
Indeed求人テンプレート選択画面イメージ


テンプレートの記入が完了したら、公開前にプレビューでどのようにIndeedで表示されるか確認しましょう。

 
求人情報プレビュー画面表示イメージ


また、Indeedの求人票は画像を5枚まで掲載することができます。メイン画像は「採用ターゲットに近い社員」、さらに「会社や店舗の雰囲気が伝わる写真」や「自社のサービスや商品の画像」というように、おすすめ画像のヒントが表示されます。
 
Indeedの求人情報は掲載後であってもいつでも書き換えが可能ですので、自社の状況や状況や求職者からの応募の様子を確認しながら、内容を変更するなどスピーディな対応が可能です。
 
さらにIndeedの「スポンサー求人」という有料オプションを使用することで、自社の求人情報がより求職者の目に留まりやすくなります。
 
たとえば、スポンサー求人を利用して一定の条件を満たすと、「注目の企業」という、ロゴマークや会社紹介、求人内容を掲載した求人情報が検索結果に表示されるようになります。画像が表示されることでクリック率の向上につながったというケースも見られるため、より多くの求職者に自社の求人情報を見てもらう必要がある場合に有効です。

 
「注目の企業」画面表示イメージ


スポンサー求人は「クリック課金型」という料金方式で、掲載した求人情報がクリックされて(求職者に読んでもらって)はじめて料金が発生する仕組みです。クリック単価は入札形式で決まり、採用市場の状況によって単価は変動します。

 
 

まとめ


採用活動の中で、「求人票の作成」は基本でありながら、多くの時間や労力を要します。そして、せっかく書き上げたものでも、求職者が求める情報が記載されていなければ読んでもらえません。
 
求める人材が目を留め、かつ応募したいと思える求人票にするためには、求職者のニーズと、自分の職場の魅力をしっかりと見極めることが重要です。
 
今回紹介したテンプレートを有効活用しつつ、採用活動を効率的に進めていきましょう。

 
 
 

photo:Getty Images

求人を掲載
準備はできましたか?求人を掲載

*ここに掲載されている内容は、情報提供のみを目的としています。Indeed は就職斡旋業者でも法的アドバイスを提供する企業でもありません。Indeed は、求人内容に関する一切の責任を負わず、また、ここに掲載されている情報は求人広告のパフォーマンスを保証するものでもありません。