2022年10月に開催された Indeed のFutureWorks 2022カンファレンスには、Indeed CEOのChris Hyamsが登壇しました。Chrisは、すべての人にとってより良い仕事の未来を実現するというIndeedのミッション への熱い思いや、採用活動が一層スムーズになるよう Indeed が実践している取り組みについて話しました。今回は、Chris の講演の動画とハイライトをお届けします。


精神科病院での勤務や、特殊教育の教師として障害を抱える子どもたちと対峙した経験から得たもの

この2つの仕事は、おそらく今までで一番大変な仕事でしたが、毎日はっきりとした目的意識を持っていました。私の仕事は、大変な障壁や困難に直面している人たちを助けること。仕事は大変でも、仕事の意義を感じていたからこそ、毎日精一杯がんばり、人の役に立つことができました。

パンデミックは職場における優しさをもたらした

私たちは2年半もの間、全く異なる環境で働いてきました。(在宅勤務で)パソコンのスクリーン越しに同僚の洗濯物の山を目にしたり、犬の鳴き声や子どもの泣き声を聞いたりすることで、お互いの煩雑な生活の難しさや課題を目のあたりにしてきました。また、病気の家族を看病しながら、メンタルヘルスの危機を乗り切り、差別などへの感情を整理してきました。(こうした状況で)毎日、お互いに思いやりと配慮を持って接することは、最も重要な仕事の一部になりました。

スピーディーでシンプルな仕事探しを実現することの重要性

(既存のものを破壊するような革新的なイノベーションを意味する)「ディスラプション」はリアルに起こっており、社会に深く関わることです。もし自動運転車が当たり前になれば、何百万人ものドライバーが職を失うでしょう。特にシリコンバレーの人たちは、「ディスラプション」を素晴らしいことのように語りますが、そこには、人々の生活が関わってくるのです。

労働市場における今後の傾向と起こり得るディスラプションを予測し、(ディスラプションの影響で)失業した人たちがすぐに新しい仕事に就けるようにすることが大切です。経済協力開発機構(OECD)の調査によると、OECD諸国の国民の40%は、失業期間が12週間以上にわたると、貧困ラインを下回ることになります。私たちは、2030年までに就業までにかかる期間を半分に短縮することを目標にしています。

なぜ公平な採用プロセスが最優先事項なのか

才能や能力を等しく持っていても、それを活かす機会は平等には与えられていません。犯罪歴のある人、障がい者、学位のない人、学位が求人に合致しない人、または、履歴書に書いた名前や出身地区のために除外される人など、何百万人もの人にとって採用プロセスの至る所にバイアスや障壁が存在しています。

私たちは、テクノロジーとリソースを駆使して、このような障壁を打ち破り、すべての人に経済的機会を生み出そうとしています。就業までにかかる期間を半分に短縮するというESG(地球環境、社会、ガバナンス)への取り組みに加えて、2030年までに採用の障壁に直面する3000万人の就業の支援にも取り組んでいます。

Indeed として、すべての人にとってより良い仕事の未来を作り上げる喜び

すべての仕事は尊厳、誇り、目的の源です。他の人を助けることは、私たちが人生で仕事に費やす約9万時間に意味をもたらします。そして、他の人を助けることは、私たちの人間性の基本でもあるのです。

この記事は米国版 Indeed LEADから翻訳・編集しました。

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