Owned Media Recruitingとは 自社の運営するメディア(採用サイトやSNS・社員)を軸に、高付加価値人材に自社主体で直接メッセージを発信し、共感を喚起することで人材獲得につなげていく能動的リクルーティングです。
企業→共感→求職者 詳しくは動画で!

5分でわかる!オウンドメディアリクルーティング


オウンドメディアリクルーティング成功のための基礎知識

オウンドメディアリクルーティングをこれから始めようと考えている方や、実践はしているものの不安を抱えている方へ、成功のための基礎知識をまとめました。

オウンドメディアリクルーティングが必要な2つの理由

理由1

求職者の変化により「高付加価値人材」の獲得が困難になってきている

近年、多くの企業が、「『高付加価値人材』の獲得が難しい」という課題を抱えています。高付加価値人材とは、「自社での活躍可能性の高い人材」のこと。自社の職務に必要なスキルへの適合度(スキルフィット)が高く、かつ自社の価値観との適合度(カルチャーフィット)が高い人材のことです。しかし人材側、つまり求職者の変化によって生じた2つの要因のため、その獲得が難しくなっています。

① 選職リテラシーの急激な進化
② 「働き方」価値観の多様化。

企業はこのような変化を理解し、採用を大きく見直す必要性がでてきているのです。

尾形真「求職者の2つの変化」について詳しく知る実哉氏
なぜ「高付加価値人材」を獲得できないのか? ~求職者の変化よって生じた2つの要因

理由2

求職者の変化に対応するための新しい採用手法が必要

企業は、求職者の変化に対応した採用活動を行わなくてはなりません。

選職リテラシー(情報収集・情報選別力)の進化に合わせて、企業が主体となって情報発信し、かつ多様な価値観を持つ人材に選ばれるため、「意味報酬」を中心に伝える必要があります。

しかし、多くの企業では人材要件定義を曖昧にしており、必要なスキルや自社の価値観といったメッセージを届けることができていません。そのため、高付加価値人材と出会いにくく、アンマッチが起こりやすくなっています。

企業 必要な人材の要件定義ができていない →届かない→ 求職者 ◯価値観の多様化 ◯選職リテラシーの進化

このような状況がある中で、求職者の変化に対応し、求職者に対して自社主体でメッセージを発信する手法として、いま「オウンドメディアリクルーティング」に注目が集まっているのです。


オウンドメディアリクルーティングを実践するには?

高付加価値人材に「出会い」「選ばれる」ために、彼らにフィットした情報発信を行う必要があります。それを実践することが「オウンドメディアリクルーティング」の採用手法です。

オウンドメディアリクルーティングでは、下記の2つの情報発信を軸に進めていきます。

  1. 出会うための情報発信→ ジョブディスクリプション
  2. 選ばれるための情報発信→ シェアードバリューコンテンツ

1. 出会うための情報発信 :ジョブディスクリプション

ジョブディスクリプションとは、「職務記述書」のことで、「仕事の役割」と、「必要な能力」を見える化したものです。現在多くの企業で掲載している「募集要項」は、簡単な仕事内容と勤務地、勤務時間、給与、社会保険などが書かれているのみで、職務を精緻に言語化できていません。ジョブディスクリプションを明らかにし精緻に言語化することは、下記に貢献します。

  • 求職者と出会う力の向上
  • 求職者とのスキルにおけるマッチング精度の向上

「ジョブディスクリプション」について詳しく知る
出会うための情報発信「ジョブディスクリプション(Job Description)」とは?

2. 選ばれるための情報発信 :シェアードバリューコンテンツ

シェアードバリューコンテンツとは、自社の価値観や魅力を伝えることで、求職者の共感を喚起するコンテンツです。自社はどんな企業で何を大切にしているのか、また働く人はどんなことに情熱を注いでいるのか、などを発信することで、求職者側が「自分の価値観に合うかどうか」を判断することができるのです。それを「自社の価値・魅力について求職者との間でシェアされるコンテンツ」=シェアードバリューコンテンツと定義します。シェアードバリューコンテンツには下記の2つがあります。

  • 自社の存在価値を伝える: パーパスコンテンツ
  • 自社の考え方・文化を伝える: カルチャーコンテンツ

オウンドメディアリクルーティング成功の必須条件

従来、オウンドメディアは「集客力」が課題でした。しかしテクノロジーの進化により、現在はIndeedをはじめ、採用に特化した検索エンジンが誕生しており、求職者側からの圧倒的な支持を得ています。優秀な人材の売り手市場化は激化し、人材側が企業を評価し選ぶ流れは、今後も加速するでしょう。求職者の行動、価値観に合った採用を実践することが、成功の必須条件なのです。

企業→(オウンドメディア 自社サイト SNS イベント 社員)→共感 →求職者 ①ジョブディスクリプション ②カルチャーコンテンツ ③パーパスコンテンツ