5 つの『アシスタントプロジェクトマネージャー』の採用面接 質問例 & 回答例

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採用面接は行う側も受ける側も準備は万全に。アシスタントプロジェクトマネージャーの採用面接でよく使われる質問例と回答例を解説付きで見てみましょう。


Q:

チームのメンバーが期日までに業務を完了できなかった時のことを教えてください。アシスタントプロジェクトマネージャーとして、どのような対応をしましたか?

A:

アシスタントプロジェクトマネージャーは、さまざまな経歴やスキルを持つ人とチームで働く必要があります。チームメンバーをまとめて成果を出せた時のことを話すのは簡単ですが、うまく行かなかった経験もあるはずです。物事が計画通りに進まなかった時に、候補者がすぐに立ち直れるか見極めることが重要です。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 具体例を挙げ、質問に率直に答えられる
  • 問題を解決した方法を論理的に説明できる
  • 本来の職務以上の責任を取る意欲と、柔軟な考え方

回答例

「部下のアナリストが渋滞につかまって、重要な顧客との会議に間に合わないことがありました。念のためデータのコピーを送るよう事前に頼んでいたので、電話で話しながら、アナリストが直前に加えた変更を私が持っているコピーに反映させました。その結果、顧客に最新の情報を渡すことができました。」

Q:

プロジェクトマネージャーと意見が対立したことはありますか? その際、どのように対処しましたか?

A:

アシスタントプロジェクトマネージャーが抱えるアナリストなどの部下は、通常プロジェクトマネージャーと直接話すことはありません。プロジェクトマネージャーとの意見が一致しないこともあるため、候補者にはこの状況に対処できることが求められます。この質問で、候補者が意見の相違にどう対処し、解決するかが分かります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 意見の相違があっても怒ったり攻撃的になったりしない
  • 合理的に解決策を生み出すことができる
  • プロジェクトマネージャーの決断を盲目的に受け入れない

回答例

「プロジェクトマネージャーが、チームの年間交通費予算の上限を100万円に決めようとしたことがあります。昨年の交通費が99万円だったことが理由でしたが、一緒に働いていたアナリストが電車やバスの値段が今年値上げされる見込みだと話していたばかりだったので、そのことをプロジェクトマネージャーに伝え、交通費の予算を上げてもらえることになりました。」

Q:

プロジェクト管理ソフトを使った経験がありますか?

A:

アシスタントプロジェクトマネージャーは、チームからタイムラインや納期、予算などの情報を聞かれることが多く、厳しいスケジュールに合わせて業務を管理するためにも IT を活用する必要があります。複数のスタッフや顧客、業務などに同時に対応できることも重要です。この質問では、過去に候補者がプロジェクト管理ソフトウェアを活用した経験があるかが分かります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • プロジェクト管理ソフトウェアを挙げられる
  • 各アプリケーションを使った経験がどれくらいあるか説明できる
  • 目標達成のためにプログラムをどう活用したか説明できる

回答例

「私のチームでは、Trello というツールをこの2年間活用してきました。私の仕事はメンバーがアイデアボードに投稿した新しいアイデアをすべて確認し、いいアイデアを採用していくことです。」

Q:

プロジェクトマネージャーのサポートをして成功したプロジェクトについて教えてください。プロジェクトにどのように貢献しましたか?

A:

会社に価値を提供し続けてもらうために、業界で成功した経験がある候補者を採用するのが理想的です。候補者が過去の成功例について詳細に説明できれば、採用担当者は履歴書の内容をより深く理解し、現在のプロジェクトチームに合う人材かを判断することができます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 過去のプロジェクトに関する事実や数字を細かく覚えている
  • 担当した案件における自分の役割を説明できる
  • プロジェクトでの成果を数値で表せる

回答例

「昨年、私のチームは地元の食料品店に新しい飲料ラインを導入するというプロジェクトに携わりました。新しい紅茶ブランドの導入に成功し、初年度だけで10万本を売り上げました。私は外部との連絡窓口を担当しており、複数の供給業者との連携が必要だったので、とても重要な役割でした。」

Q:

気の合わない部下がいる場合、アシスタントプロジェクトマネージャーとしてどう対応しますか?

A:

アシスタントプロジェクトマネージャーは、チーム内のすべてのメンバーをまとめています。若手社員ともうまく協力し、重要な情報が確実に上司の手に渡るようにしなくてはなりません。社内会議や顧客との会議を開くこともあるため、職場での人間関係やチームメンバーへの対応が、プロジェクトの長期的な成功を左右することになります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 気の合わないメンバーと仕事をしたときのことを思い出せる
  • どのように意見の相違に対処し、問題を起こさずにプロジェクトを継続させたかを説明できる
  • この質問への回答を避けようとせず、堂々と話せる

回答例

「いつも会議に遅刻してくる部下がいました。他のメンバーは毎回彼を待たなければならず、私もみんなの忙しいスケジュールの合間を縫って会議を設定していたので、頭を抱えていました。そこで彼を昼食に誘い、他のメンバーの時間をもっと尊重するよう忠告したところ、それ以降遅刻せずに参加してくれるようになりました。」

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