5 つの『研究補助員』の採用面接 質問例 & 回答例

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採用面接は行う側も受ける側も準備は万全に。研究補助員の採用面接でよく使われる質問例と回答例を解説付きで見てみましょう。


Q:

研究補助員に向いている性格やスキルについて教えてください。

A:

研究補助員としての職務には、細かさや自制心が必要です。化学や生物学などに関する知識と熱意、そしてコンピューターや電子機器の操作に必要な技術力も不可欠です。研究補助員は独自での作業と、研究チームでの共同作業もあり、コミュニケーションスキルと文章力も重要です。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 一人でもチームでも働くことができる
  • 科学的スキルと技術的スキル
  • 集中力がある

回答例

「私は几帳面な性格です。大学では化学を専攻し、コンピュータサイエンスを副専攻しました。一人で仕事をするのが得意ですが、チームとしても働くこともできます。」

Q:

取扱いに慣れている作業や機器を教えてください。

A:

研究所で使う手法や機器について知識のある人材が理想的です。これまで研究所で経験したことのある技術や手順について、具体的に説明してもらいましょう。候補者のスキルが、研究所のニーズに合っていることも重要です。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 使い慣れている機器
  • 経験した作業
  • 研究室での経験

回答例

「これまで研究職に携わってきた中で、研究用サンプルの準備方法、さまざまな検体検査を行う方法、そしてデータの記録方法を深く学んできました。遠心分離機、滴定装置、pH計の操作とメンテナンスもできます。」

Q:

職場での汚染を防ぐために、どのような工夫をしていますか?

A:

清潔な作業エリアは、研究室の効率に欠かせないものです。清掃されていない作業スペースはサンプルの汚染や誤った結果につながる可能性があり、再検査などで費用が発生します。有害化学物質や病原菌などの危険な物質が適切に消毒されていない場合、安全上の問題につながる可能性もあります。職場の安全確保と適切な清掃方法について知識のある候補者を探しましょう。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 適切な清掃手順を把握している
  • 研究室の安全確保に関する知識
  • 定期的に清掃を行う姿勢

回答例

「検査を行う際は、全段階で安全と衛生に関する手順に従っています。また研究所のメンテナンスの予定を常に把握し、環境に汚染物質が存在しないように清掃を徹底しています。」

Q:

サンプルの試験中に問題を見つけた時のことを教えてください。どのように対処しましたか?

A:

研究室では、教科書通りの結果が出ないこともあります。研究補助員には、枠にとらわれない柔軟な考え方ができ、計画通りの結果が出なかった場合に問題を解決できるスキルが必要です。この質問では、候補者が慣れていない状況を自分で解決することができるかが分かります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 問題解決能力
  • 答えを見つける根気強さ
  • 柔軟な考え方

回答例

「あるサンプルの液体クロマトグラフィー・質量分析の結果が、どの対照サンプルからも大きくかけ離れていたことがあります。数日間分析した結果、サンプル自体が届く前に汚染されていたという結論に達しました。」

Q:

専門的な作業以外に、研究室でどのような職務を担当したことがありますか?

A:

研究補助員が行うのは、実験や試験だけではありません。厳しい記録管理要件があり、在庫や廃棄物の管理もしなければなりません。試験結果を医師や研究者に伝える役目もあります。これらの仕事の経験もある候補者を探しましょう。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 記録の経験
  • 在庫管理のスキル
  • 補助的業務も行う意欲

回答例

「研究室でインターンシップをしていた時、サンプルと検体の記録管理を任されていました。在庫管理マネージャーとして備品を発注する役割も務めていました。」

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