5 つの『フォトグラファー』の採用面接 質問例 & 回答例

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採用面接は行う側も受ける側も準備は万全に。フォトグラファーの採用面接でよく使われる質問例と回答例を解説付きで見てみましょう。


Q:

現場を問わず必ず用意する機材は何ですか?

A:

状況によって必要な機材は変わりますが、フォトグラファーにとってこれだけは必須という基本的な機材というものがあります。特に野外での撮影が採用スタジオでの中心の業務となる場合、候補者が三脚と露出計について話すかを確認しましょう。候補者が、今後携わる特定のプロジェクトごとに、必要となる異なる機材に適応できるかを見定めると良いでしょう。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 選んだものに対して明確な理由を挙げられる
  • 新しい機材への適応能力
  • 基本となる機材要件をしっかりと理解している

回答例

「撮影には必ず三脚と露出計を持参します。また、どんな場合でもCanon EOS 5D Mark IVで撮影するのが大好きです。」

Q:

影響を受けたプロのフォトグラファーは誰ですか?また、彼らの技術をどのように自分の写真に取り入れていますか?

A:

この質問により、候補者の背景をより深く探ることができます。候補者の作品に影響を与えたフォトグラファーはたくさんいるかもしれませんが、共通する技術を持っているかなど、候補者の作品にその影響を読みとりましょう。その影響を見るだけで、候補者がどのような仕事に興味があるのかを深く探ることができます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • プロの影響が明確に表れている
  • 作品集から専門的な技術が見られる
  • これらの技術をさまざまに応用できる

回答例

「最も強い影響を受けたのはアンセル・アダムスです。地平線の位置を下げることで前景に焦点を当てる彼の手法がとても気に入っています。」

Q:

写真を学んだ経験はありますか?また、スタジオで働いた経験はありますか?

A:

候補者がより多くの経験や技術を持っているほど、ニーズに適していると言えるでしょう。写真の質を保証できるため、以前学校に通っていたなどの経験を持つ候補者が理想です。多くの大学や専門学校で写真の学位が取れるので、候補者がある程度の技術を学んでいることを確認しましょう。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 写真の学士または修士号
  • この分野でのインターンシップ経験
  • スタジオで積極的に活動した経験

回答例

「私は修士課程の写真コースを卒業しました。また、数年間、写真スタジオで写真の現像から編集まで広範囲に渡る仕事をした経験があります。」

Q:

編集ソフトウェアで気に入っているものはありますか?また、そのソフトウェアのどこが気に入っていますか?

A:

編集ソフトの種類自体よりも、グラデーションの調整やフィルターなど、一般的な写真編集用語に対するフォトグラファーの習熟度と精通度が伝わるような回答が理想です。職場で使用しているソフトと、候補者の回答が一致していること、一致していない場合は新しいソフトウェアの使い方を学ぶ意欲があることを確認しましょう。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 写真編集ソフトウェアの使用経験
  • プログラムごとの違いを理解している
  • 必要に応じて異なるプログラムに適応する能力

回答例

「私がいつも使うソフトウェアは Adobe Lightroom です。このソフトのインターフェースと、ブラシやグラデーションが使いやすいこと、プロ仕様のフィルターが使えるところが気に入っています。」

Q:

良い写真に欠かせない要素は何だと思いますか?それをどのように写真に取り入れていますか?

A:

現場の種類に応じて、フォトグラファーによって異なる答えが返ってくるでしょう。しかし、どんな候補者にも細部へのこだわりは必ず求められます。照明や構図などはすべて重要な要素ですが、予想外の回答にも期待しましょう。優れたフォトグラファーは、必要に応じてさまざまな細部にも注意を払うことができます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 照明や構図などへの強いこだわり
  • クライアントと協力して細部に注力する意欲
  • ネガティブスペースをうまく取り入れるスキル

回答例

「照明や、被写体周辺のネガティブスペースを活用し、被写体に効果的に焦点を当てられるよう考えています。」

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