6 つの『実習助手』の採用面接 質問例 & 回答例

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採用面接は行う側も受ける側も準備は万全に。実習助手の採用面接でよく使われる質問例と回答例を解説付きで見てみましょう。


Q:

あなたが実習助手に適任だと思う理由を聞かせてください。

A:

実習助手は教員の補佐をする職種なので、候補者は担当学級の教員や児童たちとうまく付き合う必要があります。この質問で、候補者が実習助手になりたい理由をよく考えたか、何がきっかけでこの職種を選んだのかを確かめます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 実習助手になることへの候補者の関心
  • 候補者がこの職種で発揮できる特色
  • 児童と接した経験

回答例

「前に小学校の学童保育プログラムで働いていたことがあります。その仕事から、私は小さい子どもと接する仕事が好きなのだと気付きました。実習助手になることで、児童の毎日の学習にもっと実践的に関わる役割を果たせるようになり、私の教育への熱意が生徒たちに伝わって、生徒たちの学校生活をもっと楽しくできると信じています。」

Q:

実習助手が学級で果たす役割は何だと思いますか?

A:

候補者は、実習助手が日々の授業で果たす役割について、考えていることを話せる必要があります。この質問で、候補者が実習助手の役割と責任を完全に理解していることが確認できます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 候補者がこの職種で期待される仕事内容を知っているかどうか
  • 実習助手が学級内で果たす役割の重要さについての考え
  • 実習助手が教員をどのように補佐するかを示す例

回答例

「実習助手の仕事が重要なのは、教員が生徒への教育、配慮、支援を可能な限り提供するために全力を注げるようになるからです。実習助手としての役割は、提出物の採点、テストの監督、書類の整理など、繰り返しの多い作業を処理して、教員が教育という大きな役割に集中できるように、また生徒もしっかり学べるようにすることです。」

Q:

一部の子どもたちが笑ったり、私語やメモのやり取りをしたりしていつも授業の邪魔をしている場合、どう対応しますか?

A:

実習助手として、ときには生徒の素行を注意する必要が生じることがあります。この質問で、候補者が難しい状況に自分で対処できるかどうかが分かります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 機転が利くこと
  • コミュニケーションのスキル
  • 対立を管理できる

回答例

「生徒たちが授業の邪魔をして、勉強に集中していない場合は、前もって教員と私で決めておいた方法に従って注意や指導をします。騒ぎを起こす生徒たちを教室の両端に離して座らせることが多いです。席が離れれば、その生徒たちは授業に参加しますが他の生徒たちの邪魔はできなくなります。」

Q:

子どもたちが学校を楽しく面白いと感じることは重要ですか?

A:

この質問には正解も誤りもありません。目的は、候補者が教育と指導のトピックについて論理的に考え、思慮深い意見を述べられるかどうか知ることです。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 教育についての考え方
  • 論理的思考力
  • 候補者が自分の意見を簡潔に述べられるか

回答例

「楽しむことは必要不可欠ではありませんが、児童が学習を好きになるために大切な部分だと思います。生徒たちが毎日学校に来るのを楽しんでいれば、教えることが容易になり、また私の感じる限りでは、授業を熱心に取り組むようになって、教わった内容の覚えも良くなると思います。」

Q:

教員があなたにはどうしても納得できないことをしている場合、どうしますか?

A:

実習助手は一日中たくさんの人と接する必要があるので、対立もたびたび起こります。この質問で、候補者が教員と折り合いを付けながら、気がかりなことを伝えられるようにする方法を理解しているかが分かります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 対人スキル
  • コミュニケーションのスキル
  • 上下関係の中で果たす役割の理解

回答例

「教員と私の意見が合わなくても、担任である教員の最終決定に従うことは忘れません。それでも、そのトピックについて私に強い思いがあれば、授業の前か後に教員と話す時間を作ってもらい、敬意を持ってはっきりと自分の意見を述べます。」

Q:

最初はやりたがらなかった課題を終わらせるように、児童を効果的に説得できたときのことを聞かせてください。

A:

実習助手は、子どもが課題をやりたがらないときにもうまく対応する方法を知っている必要があります。この質問で、生徒が協力的でないときに候補者が対応する能力が明らかになります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • もめごとを解決する能力
  • 子どもとの対人スキル
  • 生徒を励ます能力

回答例

「学童保育プログラムで働いた前職では、定期的にさまざまな図画工作の課題に取り組んでいました。あるとき、折り紙の課題をなかなか完成できなかった児童がいて、この課題はつまらないから最後までやらないと大声で宣言しました。私はその子に怒ることはせず、落ち着かせて座らせ、一緒に課題を完成させようと提案しました。私が手を貸すことで課題を仕上げることができて、その子はとても満足していました。」

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