7 つの『プログラマー』の採用面接 質問例 & 回答例

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採用面接は行う側も受ける側も準備は万全に。プログラマーの採用面接でよく使われる質問例と回答例を解説付きで見てみましょう。


Q:

最初に学んだプログラミング言語は何ですか?

A:

この質問で、候補者のプログラミングに対する興味がよく分かります。若い時にプログラミング言語の勉強を始めた人は一般的に、JavaScript のようなインタラクティブな Web サイトの作成に使う言語を知っています。Java や C++ のような言語を勉強した人は、大学に行くまでプログラミングにはあまり興味がなかった可能性があります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • プログラミング経験
  • 習得しているプログラミング言語の種類
  • 候補者のプログラミングに対する熱意

回答例

「大学の授業で最初に習ったのは C++ でしたが、入学前には JavaScript と Python をある程度独学で学んでいました。数学をベースにしたゲームを JavaScript で初めて作ったのを覚えています。これらの言語は柔軟で、多くの場面で使えるので、今でも好んで使用しています。」

Q:

プログラミングで面白いと思うことは何ですか?

A:

この質問の答えによって、候補者の性格や、既存の開発チームに合うかどうかを知ることができます。例えば他の社員が苦手とするタスクを、進んで引き受けてくれるようなメンバーとなってくれるかもしれません。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • プログラミングに対する興味
  • プログラミングで最も興味のある点
  • 候補者にもっとも適した役割

回答例

「コードを読み、エラーを見つけて修正するのが大好きです。念入りに何かを直すという作業自体が昔から大好きで、子どもの時には父親と1967年製のマスタングを修理したこともあります。注意深く行わなければいけない作業で、忍耐力もかなり必要でした。コードのレビューも同じです。」 

Q:

コンピュータのプログラマーとして、一番大変なことは何だと思いますか?

A:

コンピュータプログラマーが自身の弱みを隠そうとするのは自然なことです。しかし採用する側としては、候補者の弱みと強みを把握しておく必要があります。この質問への答え方で、候補者の性格だけでなく、彼らがどういったプロジェクトを苦痛に感じるか知ることができます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 候補者の強みと弱み
  • 楽しいと感じるプログラミングの種類
  • 候補者に適したプロジェクト

回答例

「コンピュータの前に座って問題を解決するのは大好きですが、集中力を保つために定期的に休憩が必要です。画面を2時間見つめた後は、短い散歩をして体を動かし、頭をスッキリさせています。」

Q:

一番好きな言語は何ですか?

A:

どのプログラマーにも、好んでよく使う言語があります。採用する側としては、プログラマーの好きな言語で仕事をさせてあげることができれば、高い生産性が期待できるだけでなく、社員の満足度も上がります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 候補者の好きなプログラミング言語
  • 採用企業で使っている言語を好きかどうか
  • 楽しく取り組めるプロジェクトの種類

回答例

「多くの目的を持った JavaScript が一番好きです。コーディングをする多くの人がそうだと思うのですが、私も JavaScript から Web サイト作成を学びました。JavaScript を使えば、インタラクティブな Web サイトを簡単に実現できます。」

Q:

一番好きなプログラミングのプロジェクトについて教えてください。

A:

候補者が好きなプロジェクトを知ることで、彼らが仕事のどんな側面に楽しみを見出すかが分かります。複雑な問題解決に必要なクリエイティブなアイデアを出すのが好きなタイプかもしれませんし、繰り返しの多いコードに没頭して喜びを感じるタイプかもしれません。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 論理的な考え方ができるか
  • 社風に合った人材か
  • 未知の問題にどう対応するか

回答例

「大学に入ったばかりの頃、司書と協力して著名な詩人が書いた手紙の保存を行いました。生徒が図書館に行かずオンラインで読めるよう、すべての手紙をデジタル化するのが目的でした。私たちは手紙の高品質な画像を撮り、カテゴリー分けや検索がしやすいよう、XML タグをつけました。複数の分野にまたがるプロジェクトに携わるのはとても楽しく、今でもその時の成果を誇りに思っています。」

Q:

最近学んだ言語は何ですか?

A:

新しいプログラミング言語が次々と登場しています。候補者が最近学習した言語を知ることで、彼らが新しい言語を追うことに興味を持っているかが分かります。プログラマーの中には、C++ や Python のようなすでに確立された言語しか知らない人もいるでしょう。最新の言語に敏感な冒険心のあるプログラマーなら、Julia や Rust、Swift といった言語を使えるかもしれません。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 知っているプログラミング言語の数
  • 新言語の情報に敏感かどうか
  • 新しいプログラミング言語に対する熱意

回答例

「本当はもっと新しい言語について学ぶべきだと思うのですが、それでも大学を卒業してから多くの言語を学習してきました。学校では C++ を中心に学びましたが、自主的に Julia や Swift といった言語も色々と試してきました。卒業後、こういった言語が必要なプロジェクトにも携わったこともあります。」

Q:

チームに貢献できると思うスキルや性格は何ですか?

A:

候補者が会社にもたらしてくれる利点について理解する必要があります。この質問では、社員の候補である候補者が自己アピールをし、会社で働く姿をどのようにイメージしているか説明する機会を与えることができます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • チームにマッチする人材か
  • どのスキルを会社で活かせるか
  • 性格が社風に合うか

回答例

「難しい問題を解決するのが好きです。チームのメンバーが解決策を見つけられずに悩んでいたら、私が解決策を探します。同時に私はチームプレイヤーでもあります。プロジェクトに対し、全員が様々な形で貢献しているのですから、もし他の人が見つけられなかった解決策を私が探し当てたとしても、その成果は全員と分かち合いたいと思います。」

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