5 つの『法務アシスタント』の採用面接 質問例 & 回答例

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採用面接は行う側も受ける側も準備は万全に。法務アシスタントの採用面接でよく使われる質問例と回答例を解説付きで見てみましょう。


Q:

法務部で働きたいと思った理由を教えてください。

A:

熱意を持っていれば、法律業務のストレスにも適切に対処できます。この質問では、候補者が法務アシスタントとして働く動機と、何を目標にしているかが分かります。弁護士を目指しているかどうかに関わらず、候補者のモチベーションが事務所のニーズと合っているかを確認することが重要です。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 法律に対する熱意
  • 特定の内容に対する興味
  • この仕事に対する熱意

回答例

「法律関係の仕事に就きたいと思っていました。法務アシスタントを通じて法律に触れたいと思ったことが動機です。」

Q:

難しい人とうまく仕事をするために、どのような工夫をしていますか? 誰かがあなたに好ましくない態度を取ったらどうしますか?

A:

法務部は常に忙しく、ストレスのかかる状況で厳しい締切りも多いため、一緒に働くのが難しいと感じる場合もあるでしょう。この質問では、候補者がストレスや緊張、厳しい納期にどう対処するかが分かります。プレッシャーのかかる状況でも、対立を個人的に受け止めず、集中力を維持して仕事ができる人が望ましいでしょう。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 緊迫した状況で働ける
  • 状況を個人的に受け止めず、自信がある
  • プレッシャーやストレスがある状況で仕事ができる

回答例

「仕事を終わらせることを優先し、職場が緊迫した状況になる場合もあります。この業界ではよくあることなので、気にしないようにしています。」

Q:

パソコンにはどの程度慣れていますか? 使用経験のある法務システムと、そのレベルについて教えてください。

A:

法務部の業務は、技術とともに急速に変化しています。法務管理に適したツールなどを使える候補者は、事務所にとって貴重な人材となるでしょう。この質問では、候補者がツールをどの程度使えるか、新しいシステムを学ぶ意欲があるかが分かります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 複数の法務プログラムを使った経験
  • 新しいツールを習得する意欲
  • オフィスプログラムやオンラインプログラムの知識

回答例

「ツールを使うことで仕事が簡単になり、効率よく働くことができます。効率を考えて、いつも新しいプラットフォームを探しています。」

Q:

業務を整理し、締切りに間に合うに、どのような工夫をしていますか?

A:

法務アシスタントは、すべての依頼に応えるため計画的でなければなりません。仕事を管理する能力と時間管理スキルがあり、作業の進捗を把握できることが不可欠です。作業方法から、候補者がすべてをしっかりと管理して、こなすことができるかが分かります。スケジュール管理や社内コミュニケーションには、特定のシステムを使うことになりますが、候補者の仕事に関する習慣を知っておくことが重要です。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 仕事を整理できる
  • 期日を守り、一度に複数の作業を済ませる
  • 忙しいスケジュールで働ける

回答例

「仕事の整理は不可欠であり、整理すれば、期日内に完了させることができます。」

Q:

前職の好きな上司と苦手な上司について教えてください。

A:

上司について説明してもらうことで、職場での役割をどう捉えているかが分かります。上司に対して批判的だと注意が必要ですが、マイナスな面を挙げない場合は、正直に答えていないかもしれません。上下関係が明確な法律の世界は、上司に対して敬意を持って接していることも重要です。また一緒に仕事をしたいと思える人材かどうか、コミュニケーション能力を備えているかも分かります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 役割を自覚し、法律業界に特有の問題を理解している
  • 客観的な分析ができる
  • コミュニケーション能力

回答例

「いつも私をサポートしてくれて、法律における仕事の基礎を教えてくれた人が一番好きだった上司です。」

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