5 つの『レストランの受付』の採用面接 質問例 & 回答例

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採用面接は行う側も受ける側も準備は万全に。レストランの受付の採用面接でよく使われる質問例と回答例を解説付きで見てみましょう。


Q:

お客様の来店と同時に、電話が鳴り始めたらどうしますか?

A:

この質問では、同時に複数の仕事に対応しなければいけないときに、候補者がどう対処するかが分かります。対面での接客を電話よりも優先するかどうか確かめましょう。レストランの考える優先順位と、候補者の優先順位が合っていることが重要です。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 同僚に業務を任せることができるか
  • 仕事の優先順位付け
  • 同時に複数のお客様に対応できるか

回答例

「まずは来店したお客様にあいさつし、待っていただくようお願いしてから電話に出ます。電話を一旦保留にし、お客様をを先に案内します。」

Q:

予約をしたという10人のグループが来店し、予約表にない場合、どのように対処しますか?

A:

候補者はレベルの高いサービスを提供しながら、差し迫った問題への解決法を短時間で考えなければなりません。席を確保するよう上司に頼むか、ゲストに手違いを謝罪し、代わりにできることを申し出るのが理想的な対応です。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 論理的思考力
  • 失敗を認められるか
  • 問題解決スキル

回答例

「10人掛けのテーブルは用意できないけれども、2つのテーブルをつなげることで対応可能だと説明します。テーブルの準備ができるまで、ウェイティングバーに案内して飲み物を楽しんでもらいます。」

Q:

ホスピタリティという言葉はあなたにとってどういう意味を持ちますか? レストランの受付の仕事にどう当てはまると思いますか?

A:

この質問では、候補者がお客様のニーズを先読みし、期待を上回る努力ができるかが分かります。来店したお客様に笑顔を見せるだけでなく、お客様が求めているかもしれないことへの細やかな気配りへの気配りが重要です。また問題を解決するために何を活用できるかについても理解している必要があります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • お客様への思いやり
  • 必要な手を尽くして物事を実現させる力
  • お客様に喜ばせるために努力する意欲

回答例

「ホスピタリティとはお客様の期待を超えるような素晴らしいサービスを提供し、温かく、親しみやすく、思いやりのある姿勢でお客様に接することだと思います。」

Q:

緊急事態が発生した場合、どのような手順で対処しますか?

A:

この質問では、候補者が冷静さを失わずに即座に決断することができるかが分かります。一般的な緊急時における対策がすでに頭に入っていることが理想的です。緊急事態の判断において状況を分析し、必要に応じて危害を与える可能性があるものを排除し、状況に十分注意を払いながら通報するなどの対策が考えられます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 冷静さを保ち、行動できるか
  • 進んで手助けができるか
  • 不測の事態に備えているか

回答例

「まずは問題の内容を判断し、お客様に対して差し迫った危険があれば速やかに対処します。それから救急や警察に連絡に通報し、上司にも電話をして支援を要請します。」

Q:

不快な思いをしたお客様に、帰り際にどのように声をかけますか?

A:

この質問では、候補者がレストランを改善させるために、困難に直面する意思があるかどうかが分かります。お客様に自ら謝罪し、レストランの名誉を挽回するチャンスが欲しいと頼める人材が理想的です。状況によっては、翌日マネージャーから謝罪の連絡をさせて欲しいと依頼することもできるでしょう。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 不満を持ったお客様ともやり取りできるか
  • 問題解決能力
  • 上司への伝達など、コミュニケーションを取れるか

回答例

「お客様に謝罪し、上司とお話しいただいた後にまた来店していただくように声をかけます。」

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