5 つの『不動産営業』の採用面接 質問例 & 回答例

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採用面接は行う側も受ける側も準備は万全に。不動産営業の採用面接でよく使われる質問例と回答例を解説付きで見てみましょう。


Q:

不動産営業職を志望した理由は何ですか?

A:

この質問により、候補者にお金を稼ぐ意欲があるかが分かります。歩合を稼ぐ意欲が高い人は、この結果を得るためにできる限りたくさんの不動産を売ってくれると信頼して良いでしょう。回答内容により、単なる職探しをしている候補者と、最大限の稼ぎを得られる職探しをしている候補者を見分けることができます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 積極的に歩合給を稼ぐことに関心がある
  • 不動産業界での経験
  • 企業の価値観と合った業界への進出意欲

回答例

「不動産営業を目指す理由は、無限の収入を得られる可能性があると思ったからです。」

Q:

1年で平均何件の物件を成約させましたか?

A:

これは、即戦力として候補者に期待できるかを知る重要な質問です。即戦力が必要なら、この質問で経験を積んだ候補者を見極めることができます。知識の深さが表れている回答を期待しましょう。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 企業が求めているレベルの経験値
  • 実績を実際に証明できる
  • 以前の成果を楽しそうに話せる

回答例

「前職では、年間40件成約を達成していました。」

Q:

不動産販売のために、SNS やインターネットをどう活用しますか?

A:

不動産営業にとって、IT が不動産販売に与える影響への理解は欠かせないので、これは重要な質問です。ターゲット層を理解していることが重要です。対象とするのは、高額商品をオンラインで買うことに慣れている顧客です。リサーチ用に使っているだけでも構いません。SNS やインターネットは非常に費用対効果の高い広告手段で、広告版やテレビ広告よりも予算に優しいのです。IT に詳しく、このようなツールを活用して売上を上げ続けられる候補者が理想です。少なくとも、SNS を使った不動産の販売方法を理解している必要があります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 経験の詳細な説明
  • デジタルマーケティングで不動産を販売した成功例
  • 筋道立てた回答ができる

回答例

「不動産マーケティング用の SNS アカウントを持っていて、数千人のフォロワーがいます。SNS を通して販売した不動産の例がこちらです。」

Q:

常に期日を守りながらアポを取り付けるために、どう仕事を管理しますか?

A:

不動産業界では時は金なり、アポは販売のチャンスです。一方で、たくさんの書類手続きや購入予定者と話さなければならないこともあります。高度な管理能力を持っている候補者を探しましょう。そういった候補者は、セールス電話をかけるのと、オンラインマーケティングや購入予定者との打ち合わせに平等に時間を割くことができます。必要に応じて具体例を聞いても良いでしょう。例えばオフィスでの一日の業務量を例として挙げ、優先順位別にどう仕事をこなすかを回答してもらうのです。業務の最前線に立ちながら、ノルマを達成できるかどうかを見定めることが目的です。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 躊躇せず自然に回答できる
  • 日常業務に関する詳細な説明
  • 関連する解決策に伴う具体的な問題点

回答例

「アポを入れるのは火曜と木曜だけに限定し、それ以外の曜日はマーケティングと販売に専念します。」

Q:

動画やバーチャルツアーを使って不動産をマーケティングした経験はありますか?

A:

候補者が動画やバーチャル内見ツアーを使って不動産を販売した具体例に着目しましょう。この経験があれば、着任後すぐにこの形式のマーケティングを始められます。回答内容が詳細でよく整理されているかを確認しましょう。不動産のマーケティングに動画を使ったことがない候補者の場合は、この質問にどう答えるかに着目しましょう。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 詳細な回答
  • 実体験を伝える能力
  • 最新の動画技術やオンラインプラットフォームに慣れている

回答例

「住宅販売において視覚的にアピールすることは重要だと思います。すべての不動産でバーチャル内見ツアーを導入しています。」

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