5 つの『CEO (最高経営責任者)』の採用面接 質問例 & 回答例

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採用面接は行う側も受ける側も準備は万全に。CEO (最高経営責任者)の採用面接でよく使われる質問例と回答例を解説付きで見てみましょう。


Q:

組織を率いることにどういった理念を持っていますか?

A:

CEO (最高経営責任者) は会社を指揮する役職です。CEO には会社が機能して成長するためにトップダウンの指示を行う責務があります。候補者が自らの理念に基づいて職務にどのように取り組むかを知ることで、会社をどのように経営するかが分かります。強固なリーダーシップの原理原則に基づいた行動が求められます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 原理原則に基づいて行動した実績
  • しっかりとした経営理念
  • 新しい原理原則を検討する柔軟性

回答例

「継続的な学びと応用によって培った信念に基づいて経営を行ないますが、新しいアプローチも進んで取り入れるようにしています。」

Q:

大局的見地に立った意思決定を行うにはどのようなアプローチをとりますか?

A:

CEO は、最終的には会社の士気と収益に影響する意思決定を行います。この回答から、候補者が経費削減を決然と実行するのか、人の気持ちに配慮しながら会社経営をするのかが分かります。理想的には、この両方を兼ね備えた経営者が求められます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 収益管理の実績
  • 意思決定プロセスを明確に示すことができる
  • 人の気持ちに配慮できる

回答例

「収益を重視しますが、経費削減の措置を実施する際には細心の配慮が必要です。」

Q:

企業戦略をどのように変更したか例を挙げて説明してください。

A:

CEO が会社の現状に満足して危機感を失うことがあってはなりません。リーダーとして在任中、変革を通じて組織の成長を促す必要に迫られることが考えられるため、そのためのビジョンを持っていることが不可欠です。この質問に対する候補者の回答から、会社の変革を成功に導くスキルが分かります。次のような内容が回答に含まれているか確認しましょう。

  • 戦略的思考力
  • 変革を行なうためのマネジメントスキル
  • 企業変革を指揮した経歴

回答例

「大きな企業変革を構想から実施まで指揮し、成功を収めた経験があります。」

Q:

会社の指針となる優先事項をどのように選択しますか?

A:

会社は CEO が定めた優先事項に従って運営されます。この質問では、候補者が最も重要な項目を決定するときの手法が分かります。設定する事業目標についてのセンスのよさも求められます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 会社の優先事項を決定した経験
  • 熟慮された目標設定
  • 経営した会社の方向性

回答例

「会社の目標を決定する前に各分野のトップダウン分析を行ないました。分析結果に十分説明がつくまで広範な分析を行いました。」

Q:

どのような企業文化を目指しますか? そうした企業文化をどのように醸成しますか?

A:

最高経営責任者が理想とする会社のタイプを知っておくことが重要です。企業文化は従業員と顧客の目にふれる事業形態に影響します。この回答から、このような側面に対して大局的見地を持っているかが分かります。候補者には、理想とする事業環境を実現する方法を説明できることが求められます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 以前に経営した会社での企業文化の例
  • 理念についてはっきりとした意見がある
  • 企業文化を醸成する方策

回答例

「有能な人材が働きたいと思い、顧客が取引したいと思える環境を創り出すことを常に目指しています。」

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