5 つの『バーマネージャー』の採用面接 質問例 & 回答例

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採用面接は行う側も受ける側も準備は万全に。バーマネージャーの採用面接でよく使われる質問例と回答例を解説付きで見てみましょう。


Q:

バーテンダーを採用する際に重視していることを教えてください。店舗に合う人材かどうかどのように判断しますか?

A:

スタッフの採用はバーマネージャーの仕事であり、候補者が優秀な人材を見つけるスキルを持っているか確認しておく必要があります。顧客と自信を持って話せるか、飲み物の知識が豊富かなど、 優秀なバーテンダーを採用するために面接で重視すべき点はいくつも考えられます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 表情やしぐさを読むことがでる
  • 会話スキル
  • 誰とでも打ち解けられる

回答例

「飲み物の知識の他に、自信がある人物かを重視しています。自信は教わって身につけられるものではないからです。」

Q:

新しいバーテンダーの研修方法や、仕事で苦労している新人スタッフをサポートする方法を教えてください。

A:

バーマネージャーにとって、特に新しいバーテンダーの育成に欠かせないのがコーチングスキルです。覚えることが多くて圧倒されてしまうスタッフもいますが、初日からしっかり研修を行い、早いうちに弱みを見つけ、必要に応じてさらに研修を行うことで、新しいスタッフの離職を防ぐことができます。バーマネージャーにはバーテンダーが活躍できる役割を把握し、コーチングの重要性を理解していることが求められます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • バーテンダーの育成に対する前向きな姿勢
  • 苦労しているバーテンダーを指導できる
  • 他の人とうまく働くことができる

回答例

「研修ではメニューの試飲を行い、私が何を期待しているかを説明します。時間の使い方に苦労しているようであれば、ペース配分がつかめるまで他のスタッフと同じシフトにつかせるようにします。」

Q:

品切れを防ぐために、備品や商品の在庫管理をどのように行なっていますか?

A:

在庫管理は通常バーマネージャーの仕事ですが、他のスタッフに任せている場合もあります。常連客がいつ来てもお気に入りの1杯を飲めるように、そしてバーテンダーが必要な道具や材料をいつでも使えるように、在庫切れに注意しなければなりません。この質問では、候補者がバーマネージャーとして在庫管理を重視しているかが分かります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 正確な在庫管理ができる
  • 決まった日課や使っているリストがある
  • 備品室やクーラー、冷蔵庫、バーの周りを整頓している

回答例

「パソコンで印刷したリストを使い、バーテンダーが仕事の合間に備品を整理整頓しているか確認しています。」

Q:

バーテンダーの間で問題が起きた場合、どのように対処しますか?

A:

忙しくてストレスのかかる時期や、シフトの調整がつかないときなど、誤解や対立が起きてしまうことがあります。バーマネージャーはスタッフ間で問題が起きていないか気を配りながら、顧客の前で言い争いをしたり、日常業務に支障が出ないよう対処しなければなりません。すべての問題に介入することは現実的ではないので、スタッフ間で解決させる方法を考えておく必要があります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • スタッフ間の問題を解決する方法を身につけている
  • 話し合いを行うべき時と場所を定めている
  • 介入すべきタイミングを心得ている

回答例

「お客様の前で言い争いが始まるような時には介入しますが、そのようなことが起きないよう、スタッフにもお客様のいない場所で話し合うようにと厳しく言っています。」

Q:

シフトに必要なスタッフの人数はどのように決めていますか?

A:

必要なバーテンダーの数はシフトの時間や時期などによって異なってきます。必要な人数の算出はバーマネージャーに必要なスキルです。人数が多すぎると無駄な人件費がかかり、少なすぎると顧客を待たせてしまうことになります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 混雑する時間を把握している
  • 各スタッフの処理能力を把握している
  • 繁忙期や閑散期を把握している

回答例

「年間を通して来客数を記録しておくことで、翌年の予測に役立てることができます。また、どのバーテンダーが忙しい時間に回転を上げて対応できるかも把握しています。」

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