5 つの『見積業務』の採用面接 質問例 & 回答例

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採用面接は行う側も受ける側も準備は万全に。見積業務の採用面接でよく使われる質問例と回答例を解説付きで見てみましょう。


Q:

見積担当者が費用を算出するのに使えるソフトウェアはたくさんあると思いますが、あなたが使い慣れているプログラムを教えてください。

A:

この業界で働く人は、正確な結果を得るためにさまざまなソフトウェアやツールを利用しています。この質問では、候補者に基本的なパソコンスキルがあるか、どのようなテクノロジーを活用しているかが分かります。具体的なプログラム名と、正確な数値を得るのに役立っている機能についても確認しておく必要があります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 仕事に役立つソフトの名前を挙げられる
  • そのプログラムの主な利点を説明できる
  • コンピューターアプリの基本的な知識

回答例

「見え消し君 PRO という専用ソフトを使っています。自分が計算した概算額と実績値を比較できるからです。経理やプロジェクト管理などと統合するプログラムが必要な場合は、ツカエル見積も役に立つソフトだと思います。」

Q:

見積もりには考慮しなければならない要素が複数ありますが、その中でも重要だと思うものを教えてください。

A:

会社やプロジェクトの種類によって、担当者は複数の数字やカテゴリーを同時に追わなければなりません。この質問では、候補者に同様の分野での経験があるか、見積もりに対してどのような考え方をしているかなどが分かります。実務で活かせそうな分析スキルや測定基準が含まれているかも確認することが重要です。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 測定プロセスの詳細を説明できる
  • 分析スキル
  • 指標が役に立つ理由を説明できる

回答例

「まず始めに会社自体の生産性を測定して、プロジェクトの要求を満たすことができるかを判断します。それから投資によって見込める利益と、実際の費用を算出します。これらの指標はより良い見積もり結果を出す助けとなりますし、特定の価値を証明してくれます。」

Q:

作成した報告書を上層部に提出しなければいけないこともありますが、複雑な書類を分かりやすくするために、どのような工夫をしていますか?

A:

まとめたデータを会社の上層部に提出するのも、見積担当者の仕事です。完成した報告書には情報の正確性だけでなく、業界外の人でも理解できる分かりやすさが求められます。この質問では候補者のコミュニケーションスキルや、データを処理しやすい形式に変換することができるかが分かります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • コミュニケーションスキル
  • プレゼンテーションスキル
  • 分かりやすい費用見積もりと指標が作れる

回答例

「指標によっては細かすぎるものや、専門用語で分かりにくいものもあるので、意味が変わらないように注意しながら、明確にするために紙に書き出すようにしています。それでも不明点があるようであれば、見積もりの利点をいつでも社員に直接説明します。」

Q:

会社が必要としている概算を出すために、独自の手法や考え方を使っている見積担当者もいますが、あなたが使用しているプロセスについて教えてください。

A:

正確な費用見積もりを出すために用いるプロセスは、担当者によって異なります。この質問では候補者の分析力や、数字に関する思考力が分かります。プロジェクトを見積もる際にどのような手順を重視しているか説明してもらうことで、会社の方向性に合った候補者かどうかが見えてきます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 見積もりの算出に使っている方法を説明できる
  • 分析力と論理的思考力
  • 会社の方向性と合っている

回答例

「最初に、次のプロジェクトに特に必要なものが何であるかを調べます。調査をしっかり行えば、費用見積もりが分かります。必要なサポートや設備について調べるのも効果的だと思います。私が特に専門としているのは建設関係のプロジェクトです。」

Q:

何かが計画通りに進まなかった場合、プロジェクトの見積もりからずれてくることがあります。どのように数字の見直しを行いますか?

A:

この質問では、計画のどこかで問題が発生した場合に、候補者がどう対処するかが分かります。見積もりの数字と実際の費用がずれていても見積担当者の責任とは限りませんが、候補者がそのような状況にどう対処し、修正するかを知ることで、短時間で考え、状況を再分析する能力があるかどうかを見極められます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 短時間で考えることができる
  • データを見直す手順を知っている
  • 問題を事前に防ぐ方法を身につけている

回答例

「数字のずれを防ぐ一番の方法は、毎回新しい数字を使うことです。見積担当者の中には古いデータを使って概算を出す人もいますが、プロジェクトごとに新しい情報を収集すべきだと思います。計画に複数の単位が含まれる場合は、それぞれを確認します。起こり得るリスク要因の評価も欠かせません。問題が起きないために、事前に変動分も考慮しておきます。」

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