5 つの『歯科医』の採用面接 質問例 & 回答例

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採用面接は行う側も受ける側も準備は万全に。歯科医の採用面接でよく使われる質問例と回答例を解説付きで見てみましょう。


Q:

新規の患者さんをどのように診察していますか?

A:

この質問では、最新の診療ガイドラインに関する研修を受けているかどうかと、年齢や健康状態を考慮してさまざまに患者を診察できるかどうかが分かります。初診患者への対応、患者が安心できるような診察を行えるかを確認します。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 体系化した診察
  • 患者を安心させることができる
  • 細かいことに気がつき、正確に記録できる

回答例

「患者の健康状態を確認し、歯の悩み事について尋ねます。歯と歯茎の診察をした後、口腔がんの検査をします。」

Q:

レントゲン撮影の必要性をどのように判断しますか? また、この検査をどのように実施しますか?

A:

この質問によって、X 線検査の頻度と手法についての考え方が採用歯科クリニックに合っているかどうかを判断します。また、 X 線検査が不要な場合にもむやみに勧めるかどうかが分かります。小児患者、がん患者、基礎疾患を持つ患者において特に重要です。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 必要な場合にのみ X 線検査を行う
  • 放射線の安全性について理解している
  • X 線検査なしで症状を診断できる

回答例

「検査後、 レントゲンを勧めますが、できるだけレントゲンは使わずに診断します。レントゲン撮影時には防護カバーを使用します。」

Q:

詰め物をする患者には、どのような麻酔を使いますか?

A:

この質問では、歯科治療における痛みの緩和と安全性において、歯科医がどう患者に配慮しているかが分かります。候補者が、麻酔を使うときに、必要な安全策を熟知しているかどうかを確認します。この質問では、麻酔注射の痛みを和らげるために局所麻酔剤や新しい技術を用いるかどうかが分かります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 麻酔を使用する前に患者のアレルギーを確認する
  • さまざまな麻酔の種類と方法についての知識
  • 注射の際、患者への配慮

回答例

「患者の健康状態とアレルギーを確認してから、麻酔の種類を選択し、局所麻酔を使います。副作用が出ていないか確認します。」

Q:

小児患者に抜歯などの処置についてどのように伝えますか?

A:

大抵の歯科医は年齢を問わずさまざまな患者を診察します。この質問では、候補者が子どもに適した対応ができるかを知ることができます。さらに、高齢の患者や自閉症や認知症など特別な援助を必要とする患者に対して、難しい処置を効果的に実施できるかどうかも知ることができます。この歯科医が患者とどのように信頼関係を構築するかが分かります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 患者を落ち着かせて協力させることができる
  • 患者に寄り添って手順を説明できる
  • プレッシャーの下で作業できる

回答例

「子どもが分かる言葉を使って、治療内容を説明してから、開始します。治療の間、各手順について説明し、苦痛を感じていないかを常に確認します。」

Q:

治療方針に患者が同意しない場合にはどうしますか?

A:

この質問では、候補者が緊張感のある状況でも、プロ意識を持って丁寧に対応できるかどうかが分かります。意見の不一致を解消する方法を心得て、難しい患者にどのように対応するかを知ることができます。候補者の個人的な価値観、チームで働けるか、患者を満足させることができるかが分かります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 患者を尊重する
  • 患者のニーズと満足を優先する
  • 意見の不一致による問題を解決できる

回答例

「よく話を聞き、患者の不安に寄り添います。私が勧める治療の方針をよく説明し、他の案も示します。」

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