5 つの『医療事務(マネージャー)』の採用面接 質問例 & 回答例

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採用面接は行う側も受ける側も準備は万全に。医療事務(マネージャー)の採用面接でよく使われる質問例と回答例を解説付きで見てみましょう。


Q:

この1年間で、専門知識を広げるために取り組んできたことを教えてください。

A:

常に変化する医療業界にいる医療関係者は、その変化に適応できるように努めなければなりません。採用する病院が専門性の高い領域を扱っている場合は特に、最新の医学や発見事項についての知識が求められます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 最新の医学に関する知識
  • 学び続ける意欲
  • 継続学習を示す具体例

回答例

「先月、マイクロソフトオフィススペシャリストマスターの資格を習得しました。また今年初めには、医療クオリティマネージャーに認定されました。医療業界について把握するために、科学雑誌やニュースを読み情報収集をしています。」

Q:

あなたの管理スタイルについて教えてください。

A:

候補者の、マネージャーとしての仕事のやり方を知っておく必要があります。リーダーシップを発揮し、必要に応じて業務を適切に分担できるのが、良い医療事務マネージャーです。また順応性があり、変化を適切に受け止めたり、ストレスの多い状況に対処できることも求められます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 順応性と忍耐力
  • リーダーシップとチームワーク力
  • ストレスへの対処力

回答例

「職場を管理しながら、さまざまな業務に携わっていますが、過度に負担にならないように気をつけています。自分やチームの成長のためにも、業務や権限をできる限り分担、委譲しています。医療現場の責任をチームメンバーそれぞれが担うとともに、業務の効率もアップします。」

Q:

新しい方針をチームに導入、浸透させるよう上層部から指示された場合、どのように対応しますか?

A:

病院での方針変更は珍しいことではありません。この状況へのアプローチを聞くことで、候補者の全般的な管理能力が分かります。方針の導入日より前に全スタッフが変更内容に賛同できるよう、オープンなコミュニケーションを行っているか、プロ意識を持って取り組んでいるかなどを確認します。方針導入に関するコミュニケーションの具体的な方策も聞けるとよいでしょう。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • プロ意識とコミュニケーション力
  • 親身な姿勢でチームに伝えることができる
  • 優れた判断力と決断力

回答例

「方針変更について連絡を受けたら、職場の全体ミーティングで該当するスタッフに知らせます。また、導入前に該当スタッフに再確認し、当日には職場全体ミーティングで公式に導入を発表します。」

Q:

新人研修をどのように行いますか?

A:

優秀なマネージャーは新入社員を指導し自立を促すことで、社員研修とマネージャーとしての仕事を両立することができます。研修に注力し過ぎることなく、新入社員の学びを支援できる候補者を探すことが重要です。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 教える能力と親しみやすさ
  • スタッフをサポートする姿勢
  • 成長と自立を促すことができる

回答例

「新人スタッフとオリエンテーションで直接会って、業務をサポートします。業務に関しては同じ仕事をする社員から学んだ方が効果的だと思うので、他のスタッフに任せ、困ったことがあればいつでも助けになると伝えています。」

Q:

医療事務のマネージャーとして、どのように仕事に優先順位をつけていますか?

A:

マネージャーは多くの仕事を抱えています。緊急の案件に対応し、期限の近い業務が複数発生することもあります。部下をサポートしながら、落ち着いて職務をこなすことができる候補者が理想的です。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 細部への注意力と管理スキル
  • 計画的に業務を完了できる
  • 業務に優先順位をつけられる

回答例

「期限が迫った優先度の高い業務から取り組みます。スタッフの仕事に問題がないかどうかも確認します。最後に残りの仕事を終わらせます。」

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