9 つの『イベントプランナー』の採用面接 質問例 & 回答例

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採用面接は行う側も受ける側も準備は万全に。イベントプランナーの採用面接でよく使われる質問例と回答例を解説付きで見てみましょう。


Q:

大きなイベントを計画する際、心がけていることはありますか? 欠かせないツールがあったら教えてください。

A:

効果的にイベントを計画する能力は、イベントプランナーに欠かせない素質です。1日もしくは1週間続くイベントにおいては、業者やゲストの到着時間や持ち物など、膨大な量の細かい情報を頭に入れておかなければなりません。何か問題が起きれば、顧客は二度とそのイベントプランナーを使ってくれない可能性もあります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • イベントを取りまとめることができる
  • 管理ツールなどの電子ツールを活用している
  • 工程表やスケジュール表などを活用している
回答例

「自分用に1つの工程表を作り、そこにイベントに関する詳細をすべて書き込んでいます。また業者とも確認を取り、大きなイベントの場合はリハーサルを行います。」

Q:

怒っているクライアントにどのように対処しますか?

A:

イベント企画はプレッシャーのかかる仕事であり、ストレスの多い状況で冷静さを保ち、顧客を中心に考えることが求められます。この質問では、候補者が人とうまく接し、要求が厳しい顧客に対応できるかどうかが分かります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • ストレスに強い
  • 柔軟性
  • 顧客対応スキル
回答例

「顧客を第一に考え、その立場から物を見るようにしています。イベントの準備で、顧客の気持ちが高ぶり、言葉が乱暴になることもあります。個人的に受け止めず、顧客が気に入る解決策が見つかるまで、さまざまな方法を提案します。顧客の要求に細かく配慮し、自分の意見とのバランスを見ます。」

Q:

イベントを企画中、突然の変更や不測の事態に対処したときのことをお聞かせください。

A:

悪天候や参加者のリスト修正など突然の変更や不測の事態がある場合、予算に影響し、会社の評判を落とすことにもつながります。有能なイベントプランナーはそのような状況に備えるために別のプランを用意しています。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 問題解決能力
  • 機転が利く
  • コミュニケーション力
回答例

「前職では、企業の製品発売イベントを企画しました。不測の事態に備えるため、技術担当者の不在など、起こり得るさまざまな状況を書き出して、対処法を事前に準備しておきました。イベントの前日、食事にヴィーガンメニューを追加するよう頼まれました。顧客と話し合って方法を考え、対応可能な水準を伝えました。テイクアウトのヴィーガン料理を手配し、持ち込むことでコストを抑えることができました。」

Q:

どのような手段でイベントの効果測定をしますか?

A:

成功を測ることは、改善し成功し続けるために不可欠です。この質問では、候補者がより良いイベントを企画するためにデータやフィードバックをどのようにして用いるかが分かります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • イベントプランナーとして成長する意欲
  • 具体的な指標
  • データに基づいた考え方
回答例

「業績評価の指標と目標を設定し、そのデータを活用しています。顧客と参加者のアンケートを分析し、予算や経費、収益、イベントの来場者数を考慮して評価しています。最近では SNS の傾向にも注目しています。」

Q:

イベントを予算の範囲内でどのように実施しますか?

A:

イベントの費用が手に負えない状況になることがあります。この質問では、候補者が予算を守り、発想力で経費を抑えることができるかどうかが分かります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 管理力
  • 予算管理スキル
  • 細かい配慮ができる
回答例

「予算表を毎日更新し、企画の当初からすべての支出を細かく記録しています。全体の予算の10~20%を、予備費として確保しています。」

Q:

複数のイベントを同時に企画したことはありますか? 締切りに間に合わせるために時間や予算の優先順位をどのように決めましたか?

A:

締切りを守りながら、記憶に残るイベントを企画し、複数の顧客の要望を叶えることは簡単なことではありません。この質問では、候補者が質を維持して仕事をこなせるかが分かります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 複数の作業を同時にこなすことができる
  • 時間管理スキル
  • 機転を利かせることができる
回答例

「複数のイベントを同時に企画している場合、各段階の目標を設定し、時間を配分します。作業リストを作り、ツールを使って生産性を上げ、すべてを円滑に進めることで顧客を満足させることができます。」

Q:

イベント企画にどのようなツールやソフトウェアを使ってきましたか?

A:

オンライン登録から電子チケット発行、座席表ソフトウェアシステムなど、ツールを活用し、効率的にイベントを企画することが重要です。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 学びが速い
  • ツールに慣れている
  • イベント企画のためのソフトウェア
回答例

「私はツールを利用して日常業務を簡素化し、管理するのが好きです。Peatix 、Q-PASS などのイベント管理ソフトやプロジェクト管理ツールを使用し、出欠連絡やチケット購入などをモバイルからできるようにしています。」

Q:

イベントに使う業者の探し方や、ネットワーキングの方法について教えてください。自分のサービスを知ってもらうためにどのような工夫をしていますか?

A:

ネットワーキングで人脈を広げておくことは、イベントプランナーにとって大切な業務です。クライアントに合った業者を探し、事前に予約しておく必要があります。イベントを成功させて潜在顧客を見つけるため、エンターテインメントに長けた人材を探し続けることも重要です。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 人材やビジネスを見つけるためにさまざまな手段を使える
  • リード獲得に対する熱意
  • 人脈がある
回答例

「すでに個人的な人脈がありますが、業者のサービス内容の調査は欠かさず続けています。また広告や SNS を活用して、自分の名前がさまざまな場所で目に留まるように工夫しています。」

Q:

顧客からユニークなアイデアを求められた場合、どこから発想を得ますか?

A:

イベントを何か特別なものにしたいけれど、具体的にどうしたいかわからないという顧客もいます。顧客を落胆させないためにも、優秀なイベントプランナーは常に流行に敏感でなければなりません。さまざまな種類のイベントを企画するには、アイデアの幅も求められます。例えば誕生日パーティーと会社のパーティーでは、まったく異なる雰囲気で企画する必要があるのです。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • ユニークなイベントを企画する自信
  • ポートフォリオに多様なアイデアがある
  • 新しい課題に取り組む熱意
回答例

「他のイベントプランナーが何をしているか常に観察しています。また、インテリアデザインやテクノロジーなど、異なる業界からもアイデアを得ています。」

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