7 つの『土木工学エンジニア』の採用面接 質問例 & 回答例

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採用面接は行う側も受ける側も準備は万全に。土木工学エンジニアの採用面接でよく使われる質問例と回答例を解説付きで見てみましょう。


Q:

土木工学エンジニアを目指したきっかけを教えてください。

A:

この質問で、候補者が土木工学エンジニアになろうと思った理由を知ることができます。回答を聞き、候補者がなぜこの仕事を選んだのか知ることができます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

回答例

「土木技師になろうと思ったきっかけは、数学教師の父にあります。父は数式や色々な種類のパズルを解くことが大好きで、子どもの頃にその面白さを父から教わりました。父はいつでも、ジレンマを解決するには既成概念にとらわれない考え方が必要だと言っていました。疑ってみる精神を持って、物事がどのようにできているかだけでなく、どのように働くのかを常に探ってみるようにと、私に勧めてくれました。父のおかげで、他の手段を使えば設計がもっと良くなるのではないかと、じっくり考えるようになりました。」

Q:

この会社で働きたいと思った理由を教えてください。

A:

この質問で、候補者が採用企業についてよく調べた上で面接に臨んでいるかどうかが分かります。面接を受ける前に、企業の理念や事業目標についての質問や解答を、面接の前に準備しておくことは候補者にとって非常に重要です。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 候補者が面接の前に採用企業について調べてきたか
  • 採用企業の業界での位置付けを理解しているか
  • 回答に会社の理念が反映されているか

回答例

「HTWW エンジニアリングで働きたいと思った理由は、仕事の効率的な進め方が評価されているだけでなく、企業としての高い水準が反映されるように構造を改良していく姿勢が高く評価されている企業だからです。御社に依頼する顧客は、オーナーが何十年でも誇りに思えるものができるように、大事な細かい点にまで気を配ってこだわり抜いた仕事をしてくれると信頼しているはずです。」

Q:

どのような人が土木工学エンジニアに向いていると思いますか?

A:

この質問で、候補者が自分の役割を理解していて、成功のために必要なことを心得ているかどうかが分かります。候補者が仕事に必要だと考えている資質が分かります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 仕事を円滑に進めるために必要なことを網羅した、思慮深い回答
  • この仕事で生じる可能性がある不満について、候補者がよく理解していることを示す回答
  • この仕事の良い点と悪い点についての幅広い見解

回答例

「いい土木工学エンジニアになるには忍耐力、柔軟性、自律心が必要だと思います。特に、予想外の遅れが度重なって起きた場合などには、納期がストレスになることもあります。しかし、素質があれば能力を発揮でき、非常にやりがいがある仕事です。土木工学エンジニアは、国や地域からの要望を考慮しつつ、お客様のニーズにも配慮しなければなりません。」

Q:

顧客とはどのような関わり方をしていますか?

A:

この質問で、候補者がさまざまな性格の顧客やそれぞれの要望とどのように関わっていくかが分かります。土木工学エンジニアが顧客と効果的にやり取りできなければ、関係に不服や不満が生じます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 候補者の長所が分かる誠実な回答
  • 顧客と良好な関係を維持することの大切さを候補者が理解していることを示す回答
  • 顧客とエンジニアの間には対立が生じることがよくあるという事実から目を背けずに、プロとして対処する意欲

回答例

「計画、設計、建築、インフラストラクチャの運用やメンテナンスのどのプロセスにおいても、お客様は重要な役割を果たしています。お客様の意見を無視したり、軽視したりすることはできません。同時に、土木工学エンジニアの専門知識も存分に発揮されなければなりません。私の忍耐力、知識、誠実さが、お客様とのやり取りの中で役立ってくれると信じています。」

Q:

土木工学エンジニアが直面する最大の課題は何だと思いますか?

A:

この質問で、業界の最新トレンドを候補者が知っているかどうかが分かります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • どんな仕事にも課題があることを率直に認める正直な人物像
  • 会社の価値観を反映する職業倫理
  • 候補者が対立をどのように解決するかが分かる手がかり

回答例

「土木工学エンジニアが直面する最大の課題は、仕事を期日に間に合わせるために近道をしようとするお客様への対応です。安易な近道は倫理に反するだけでなく、危険なことでもあるとお客様に納得してもらうことが難しい時もありますが、業界のリーダーとして生き残れるように企業の品位を守るためには、お客様の協力を得ることが欠かせません。」

Q:

土木工学エンジニアにとって一番優先すべきことは何だと思いますか?

A:

この回答で、候補者が何を主に重視しているか、仕事に最も大切な資格をどれだけよく認識しているかが明らかになります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 採用企業の価値観と理念を反映している回答
  • 候補者が優先事項について話すときの誠実さ
  • 口ごもることがないか観察します。候補者がその問題について深く考えたことがあれば、筋道を立てて正直に答えることはそれほど難しくないはずです。

回答例

「一般社会と環境の健全性を守ることが、土木工学エンジニアの最優先事項であるべきだと思っています。それが、雇用主の評判と社会的地位も守ることになります。」

Q:

完成した建築物に設計上の欠陥があったために事故が起こったとしたら、このことを上司に報告しますか?

A:

この回答から、候補者の性格を知り、この仕事に適格かどうかが分かります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • ためらいなく率直な回答が返ってくる
  • 候補者の回答に誠実さがある
  • この質問に対する正しい答えを知っている、強い職業倫理を持った人物である

回答例

「その状況を上司に一刻も早く報告します。責任を持つことは倫理の問題であり、また企業には説明責任を負う義務があるからです。もう1つの理由としては、これを企業にとっての教訓にすることができるので、今後また同じような間違いを犯さないようになり、この業界での企業生命が保たれます。」

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