5 つの『テクニカルライター』の採用面接 質問例 & 回答例

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採用面接は行う側も受ける側も準備は万全に。テクニカルライターの採用面接でよく使われる質問例と回答例を解説付きで見てみましょう。


Q:

直近のマニュアル制作の案件について教えてください。また、その仕事をどのように完了しましたか?

A:

テクニカルライターにとって継続案件は生命線です。この質問を通じて、ライターがどのように案件に対応し、準備をするかなどを知ることができます。さらに、採用企業の基準に応じて、特定の分野における候補者の適性を詳しく知ることができます。例えば、屋根ふき会社なら屋根ふき関係のプロジェクトに精通している人が求められます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • さまざまなプロジェクトや締め切りの経験
  • 案件ごとに適切なリサーチをする姿勢
  • 採用企業の特定の分野における経験

回答例

「前職では大量の医薬品のカタログを注文し、信頼できる中小企業の助けを借りて、全ての商品を慎重にリサーチしました。」

Q:

テクニカルライターとして持ち合わせている優れた特性は何ですか?

A:

潜在的な候補者に期待することを想像してみましょう。仕事に対する熱心さや、ガイドラインを順守する能力は非常に重要です。候補者がこの2つの資質について、面接で強調しているか確かめましょう。また、適切にリサーチして読み手にわかりやすい文章を書く力は、この分野において重要な特性です。候補者が努力家であるかどうかも確認しましょう。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 文体や情報の詳細に注意を払うことができる
  • 情報収集能力が高い
  • 締め切りと指示を守ることができる

回答例

「私は、締め切りを守ることと、リサーチした情報を参照して取り扱い説明書をまとめ上げることが得意だと思います。」

Q:

よく使う引用方法は何ですか?また、お気に入りの書式はありますか?

A:

特に高度なプロジェクトでは、テクニカルライターは正確な情報を参照する必要があります。学術論文や技術的な Web サイトを参照してまとめる能力がある候補者が求められます。よく使う引用方法やスタイルガイドを知ることで、候補者のプロ意識や仕事に対する姿勢が分かります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 特定の書式に沿った文献の引用ができる
  • 複数の書式の知識がある
  • プロジェクトに合わせて書式を使い分けられる

回答例

「SIST を参照して、文章の引用や参考文献を記載しています。」

Q:

テクニカルライティングのチームで働いた経験はありますか?また、チームワークと個人作業のどちらを好みますか?

A:

プロジェクトの規模に応じて、候補者のチームワークに関する職業倫理を確認しておくといいでしょう。特に専門知識によって作業が分担される場合、優れたライターはチームの一員として働けるはずです。候補者のチームワークに対する理解度を知ることで、企業内での候補者の役割を考慮することができます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 対人、コミュニケーション能力に長けている
  • 作業分担の経験
  • 他のライターのために導入部と結論部を明確にまとめておく能力

回答例

「チームで仕事をした経験があります。一人で働くよりも、他の人たちと共同作業をするのが好きです。」

Q:

分野の専門家と仕事をして困ったことはありますか?どのように対応しましたか?

A:

テクニカルライティングの分野では、専門家と仕事をする必要が出てきます。専門家とのプロジェクトの経験があるだけでなく、共同作業の際に課題が発生した場合、クリエイティブに対応できる候補者が求められます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 専門家と仕事をした経験
  • 独自の発想で業界特有の情報を収集する力
  • コミュニケーションやスケジュールの問題を柔軟に解決する能力

回答例

「専門家とスケジュールの問題に直面したことがありますが、時間を変更してプロジェクトを完了できました。」

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