5 つの『ソフトウェア開発者』の採用面接 質問例 & 回答例

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採用面接は行う側も受ける側も準備は万全に。ソフトウェア開発者の採用面接でよく使われる質問例と回答例を解説付きで見てみましょう。


Q:

コーディング中にわからない点があるとします。解決策を調べるには、どのリソースを使用しますか?

A:

ソフトウェア開発は、優れたリサーチ力を必要とする複雑なプロセスです。候補者は、StackExchange や Github など、コーディングの際に発生した問題の解決方法を探すための複数のソースについて説明できる必要があります。また、ソフトウェア開発者は、厄介で技術的な問題について同僚やその分野の専門家に訊ねることで、問題を解決できることが多くなります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • オンラインリソースの認識度
  • リサーチ力
  • 必要に応じて質問できる

回答例

「社内の専門家が知っている問題であれば、同僚の中で適切な人を探します。そうでない場合は、StackExchange のような便利な Web サイトがあります。これにより、コーディングが以前よりも簡単になりました。」

Q:

テクノロジーは絶えず進歩しています。現在のトレンドに遅れないために、どのようなことをしていますか?

A:

過去20年でソフトウェアテクノロジーの進歩は加速し、それにより開発者は言語またはフレームワークを数年ごとに新しいものに移行する必要があります。このため、開発者は業界の発展に遅れないようにし、仕事以外の自分の時間を使って新しいツールを試す必要があります。候補者は、トレンドに遅れないための戦略の説明が求められます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 継続的な学習戦略
  • 最新のテクノロジートレンドの認識
  • 新しいテクノロジーツールをすぐに習得できる

回答例

「私は、ソフトウェア開発者向けの Web サイトで、IT ニュースを毎日チェックしています。また、空き時間に新しいツールや言語を試すことで、トレンドに遅れないようにしています。」

Q:

私が技術的なことに詳しくない人間だとします。オブジェクト指向プログラミングについて、どのように私に説明しますか?

A:

ソフトウェア開発者が IT 部門以外のユーザーやプロダクトオーナーと協議や協力をする際、技術的な制約や要件を分かりやすい言葉で伝える必要があります。候補者は、日常生活での比喩や例を使ってテクノロジーを説明できる必要があります。候補者が追加質問や困惑するような質問にどう対処するかに注意しましょう。こうした質問により、テクニカルコミュニケーションのスキルや企業文化との相性について評価できます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • テクニカルコミュニケーションのスキル
  • 複雑な話題を分かりやすく説明できる
  • 企業文化との相性

回答例

「オブジェクト指向プログラミングでは、共通機能を継承することにより、時間を節約してコードを簡易化できます。例えば、ある車のプログラムは、一般の自動車のモデルとなるプログラムからコードを借りてくることができます。」

Q:

過去にうまくいかなかったソフトウェアプロジェクトについて思い出し、その時の反省点をいくつか挙げてください。

A:

ソフトウェアプロジェクトは、開発者では外部要因から納期の遅れや予算超過が起こることもあります。過去の経験から学ぶことは、経験豊富な開発者に求められる大切なスキルです。候補者は、自身の仕事の成果が不十分だった例を挙げられる必要があります。候補者が、同僚やリーダーの意思決定に賛成できなかった場合にも、プロとして振る舞うことができるかどうかに注意しましょう。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 過去のプロジェクトから学ぶことができる
  • 過去の失敗を素直に認められる
  • プロとしてのコミュニケーション能力

回答例

「学校での最後のソフトウェアプロジェクトで、開発者4人のチームに入っていました。私たちは時間をうまく管理できず、計画していたすべての機能を実装できませんでした。」

Q:

アジャイル方式でソフトウェアを開発するメリットとデメリットは何ですか?

A:

アジャイル開発は、大小問わず IT プロジェクトの一般的な手法です。アジャイルの原理は多くの場合、より構造的な計画を目的とし、部分的にしか採用されません。候補者は、アジャイル方式を率直に評価し、これらの問題を挙げられる必要があります。アジャイルは、1つ以上の小さなチームで配分できるような小規模のプロジェクトでは有効です。長期計画が必要な大規模のソフトウェアプロジェクトでは、アジャイルはあまり有効ではありません。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • アジャイル方式の知識
  • デザイン方式の長所と短所の評価
  • アジャイルプロジェクトの経験

回答例

「アジャイルはアプリを短期間で開発するには有効な方法ですが、大規模で長期間に及ぶアプリケーションのプロジェクトにはあまり有効ではありません。」

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