5 つの『福利厚生担当者』の採用面接 質問例 & 回答例

求人を掲載

採用面接は行う側も受ける側も準備は万全に。福利厚生担当者の採用面接でよく使われる質問例と回答例を解説付きで見てみましょう。


Q:

前職では、どのような福利厚生プログラムを担当していましたか?

A:

福利厚生担当者には、健康保険や生命保険など、さまざまな保険に関する知識が必要です。傷害保険や介護保険の給付についても理解し、社員に説明できるようにしなければなりません。この質問では、候補者に会社の予算内で社員に最適なプランを作るノウハウがあるかが分かります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 従業員給付プログラムに関する知識
  • さまざまな従業員向けの保険を扱った経験
  • 福利厚生計画の立て方を理解している

回答例

「従業員給付プログラムに携わり、社員に保障内容を説明しました。採用していたのは健康保険、傷害保険、生命保険が1つのパッケージになったプランでした。」

Q:

大きな企業で社員に福利厚生に関するオリエンテーションを行った経験がありますか?

A:

この質問では、候補者が従業員の多い企業で、福利厚生について社員に説明できるかが分かります。福利厚生担当者は、各プランの控除額や保険料について説明します。具体的な保障内容にも触れ、社員の状況によってどのプランが最適かを説明するのも福利厚生担当者の仕事です。大人数の社員を前に説明し、効果的に質問に答えることができるか確認しましょう。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 大勢の前で話すことができる
  • 保障のタイプや仕組みに関する知識
  • さまざまな規模の会社で働いた経験

回答例

「複数の会社で福利厚生のオリエンテーションをした経験があり、大企業の社員に自分で登録を行う方法を説明したこともあります。社員の質問などにも対応しました。」

Q:

福利厚生のための団体保険とその控除をどう管理していましたか?

A:

団体保険は大人数の社員を保障するために契約するもので、雇用主が保険料の一部を負担します。福利厚生担当者の仕事は、保険会社の担当者と連絡を取って団体保険に関する問題を解決したり、社員と雇用主が負担する保険料を計算したりすることです。この質問では候補者が保障内容や保険料、その他の費用を管理した経験があるかが分かります。また、コミュニケーションスキルも非常に重要です。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 団体保険に関する知識
  • 控除額や保険料に必要な計算能力
  • 問題解決能力とコミュニケーションスキル

回答例

「統計データを分析し、団体保険にかかる保険料や給付金、その他の費用を算出しました。金額が正しいことを確認したあと、保険会社の担当者と調整を行いました。」

Q:

人事部長が社員の福利厚生プランを見直すのを手伝ったことはありますか?

A:

福利厚生担当者は必要な統計データを集めるなど、人事部と協力して健康保険、退職手当、生命保険などの福利厚生パッケージの見直しを行います。加入者の人数によって保険料が変わる場合には、社員に通知しなければなりません。また社員の保障が切れないよう、期日までに必要な書類を提出することの重要性を理解している必要があります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 人事部とのチームワークや連携
  • 保険の更新プロセスの知識
  • 保険料、給付金などの費用を管理した経験

回答例

「人事部長と協力し、保険の更新手続きと必要経費の算出を行いました。更新手続きを期日までに終わらせ、加入受付を開始することができました。」

Q:

社員と個別面談を行い、福利厚生やインセンティブ制度について話し合ったことがありますか?

A:

福利厚生担当者は、福利厚生の計画を立てる際に社員と個別に面談することがあります。検討中の内容について説明し、社員からフィードバックを集めるためです。内容が変更されたり保険料が上がったりする場合、福利厚生担当者は該当する社員に通知を出さなければなりません。社員の健康や医療費に役立てられるインセンティブ制度についても話し合い、その仕組みについて社員に説明することが求められます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 個別に福利厚生のオリエンテーションを行った経験
  • 利用できる保険の種類を社員に説明した経験
  • インセンティブ制度とその導入に関する知識

回答例

「個別のミーティングによって社員をより深く知ることができ、福利厚生やインセンティブ制度の選択肢を分かりやすく説明するための戦略が立てられるようになりました。」

求人を掲載
求人を掲載して
募集を開始しましょう。
求人を掲載

採用面接質問例を職種別に見る