5 つの『医療事務アシスタント』の採用面接 質問例 & 回答例

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採用面接は行う側も受ける側も準備は万全に。医療事務アシスタントの採用面接でよく使われる質問例と回答例を解説付きで見てみましょう。


Q:

医療情報システムの安全管理に関するガイドラインをどう適用していますか?

A:

医療事務アシスタントは、患者の個人情報を保護できる人材である必要があります。秘密保持の重要性を理解し、個人情報を適切に管理できる候補者が理想的です。候補者の個人情報保護についての知識を確認しましょう。個人情報を管理した実務経験があるかを確認することも重要です。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 秘密保持の重要性を理解している
  • 対人スキル
  • 個人情報を管理した経験

回答例

「四半期ごとに、医療情報システムの安全管理に関するガイドラインを確認しています。正当な理由なく、患者の秘密を他に漏らすことは絶対にありません。」

Q:

診療費の請求で問題が起きた時にどのように対処したか教えてください。

A:

医療現場では請求時に問題が起きることがあり、患者からのクレームなどへの電話対応も医療事務アシスタントの職責の一つです。過去の経験から、診療費の内訳に患者が納得できない時や質問がある時に患者に対応して解決することができたか、問題をさらに複雑にしていないかを確認しておくことが重要です。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 問題解決能力
  • 難しい患者に対応した経験
  • ストレスがかかる状況でも冷静さを保つ

回答例

「前職で、同日に何度も診察予約を変更した患者が、変更手数料を請求されたことに納得がいかない様子でした。医師と相談して手数料を請求しないことに決めましたが、今年度のキャンセル可能回数はあと一回となる旨を患者に説明しました。」

Q:

受付業務の経験について教えてください。

A:

医療事務アシスタントは、医師の指示や指導のもとに医師事務作業補助を行います。病院の受付でどのような研修を受けてきたか確認しておくことが重要です。この質問では、候補者が電子カルテや医事会計システム、ファックスなどを使った経験があるかを見極めることができます。電話応対ができることも求められます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 医療系システムやソフトの使用経験
  • 電話応対に慣れている
  • 基本的な事務作業の経験

回答例

「診療費の請求やコーディングをした経験に加えて、富士通やシーエスアイなどのレセコンを使用した経験があります。 電話受付では頼りにされていると自負していますし、診察予約など、患者と直接話す業務も楽しんでいます。」

Q:

患者の病歴を確認した経験があるか教えてください。

A:

医療事務アシスタントは、医師の診察の前に診察室で患者のバイタルサインを測定し、病歴を確認して記録するなどの業務対応を求められることがあります。他にも患者に確認しておく内容を医師から指示されることもあります。このような実務経験や、研修を受けた経験があるか確認しておくことが重要です。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 医療事務アシスタントとしての専門知識のレベル
  • バイタルサイン測定に関する知識
  • 幅広い年齢の患者に対応した経験

回答例

「体重、血圧、体温、心拍数などバイタルサインの測定値の入力を行った経験が3年あります。」

Q:

心電図検査に関連する作業補助をしたことがありますか

A:

?回答から、候補者がさまざまな病院で働いた経験があるか、心電図検査などの生理検査についての知識レベルを知ることができます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 電子カルテシステムの理解
  • 生理検査についての知識レベル
  • さまざまな病院で勤務した経験

回答例

「前職では、心臓外科で外来や入院の患者が受けた心電図検査の結果データを電子カルテに入力していました。3年前に電子カルテシステムの講座を受講しています。」

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