5 つの『料理人』の採用面接 質問例 & 回答例

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採用面接は行う側も受ける側も準備は万全に。料理人の採用面接でよく使われる質問例と回答例を解説付きで見てみましょう。


Q:

これまでどのように経験を積んできましたか? 他の人にない長所や素質は何だと思いますか?

A:

業界で豊富な経験を持つ候補者を探せば、研修に時間や費用をかけずに、即戦力となってくれます。この質問で、必要なスキル以上に、どのような価値をもたらしてくれるについても学ぶことができます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 業界経験
  • 研修の受講経験
  • 多彩なスキル

回答例

「短期大学で調理を学びました。新しい料理のアイデアを考えることが得意で、以前働いていたレストランでは、日替わりや季節の特別メニューに採用されました。」

Q:

経験が豊富な料理のジャンルは何ですか?

A:

レストランによって、特定の料理の研修を受けてきた人材が必要なこともあります。アメリカ料理の経験が豊富な場合、アメリカ料理や創作料理のレストランで活躍できるでしょう。ジャンルを組み合わせた独特の料理を作れるかを知りたい場合は、詳しく聞いてみるとよいでしょう。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • レストランに合った料理の経験
  • レシピや調理を柔軟に変えることができる
  • スタイルへのこだわり

回答例

「寿司と日本料理の経験が長いですが、最近はフランス料理の技術も学び、組み合わせた料理に活かしています。」

Q:

前に働いていたレストランで、難しかったことは何ですか?どのように乗り越えましたか?

A:

忙しい環境でも力を発揮し、困難を乗り越えることができるかを確認することで、候補者の働き方が見えてきます。回転の速いレストランでの仕事はストレスがかかるため、時間を管理し、手順に従えるかを確認しておくことも重要です。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 注文に対して素早く、品質を保てるか
  • 作業に優先順位をつけ、短時間で完了できるか
  • レストランの手順を理解しているか

回答例

「以前働いていたレストランでは、ディナーの時間はいつも忙しくしていました。シフト開始時には必ず調理場を整理し、注文が殺到しても質を落とさないように工夫していました。」

Q:

忙しい厨房で、他の人と働いたことはありますか?

A:

厨房では常にチームとして働くため、候補者が他の人ともうまく協力できるかを確認しておく必要があります。厨房での仕事における知識に加えて、不測の事態にも長期的に対応できるよう、チームや組織で働いた経験があることが求められます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • チームで働いた経験
  • 他の社員と良い関係を築けるか
  • 協力して料理できるか

回答例

「チームで働いた経験から、相手への頼み方や役割分担の方法、周囲へ適応することを学びました。」

Q:

料理を時間通りに提供することと、顧客の要望に合わせて料理することでは、どちらの方が重要だと思いますか?

A:

この質問で、候補者の性格が分かります。質の高さを売りにしているレストランでは、良い料理を提供することが優先でしょう。料理の質よりも速さを重視する状況は、ほとんどあり得ないでしょう。候補者がそのように判断するに至った過去の出来事についても聞いてみましょう。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 料理の質に対するこだわり
  • 豊富な料理の知識
  • サービスを優先させる姿勢

回答例

「料理に大事なのは、速さではなく質です。質の低い料理を提供すれば、やり直さなければならず、さらに時間がかかってしまいます。」

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