7 つの『役員秘書』の採用面接 質問例 & 回答例

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採用面接は行う側も受ける側も準備は万全に。役員秘書の採用面接でよく使われる質問例と回答例を解説付きで見てみましょう。


Q:

最高経営責任者から機密情報を聞いた後、別の経営幹部からその情報について尋ねられた場合どう対処しますか?

A:

秘書は会社の機密情報を知ることがあるため、守秘義務を守り、慎重に行動することが求められます。この質問では、候補者が不適切な言動で信頼を損なうことなく、職場での複雑な状況を乗り切ることができるかが分かります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 守秘義務を守る
  • 機密情報の扱いに慣れている
  • 職場での守秘義務の重要性を理解している

回答例

「最高経営責任者の情報を他人に開示する権限はないので、共有できる情報がないことを丁寧に伝えます。」

Q:

どのようなソフトウェアを使用したことがありますか? また、スキルのレベルを教えてください。

A:

秘書は、プレゼンテーションの作成や経費報告書の準備、メールの選別など、多くの業務でソフトウェアを活用します。この質問では、業務をこなす能力が候補者に備わっているかを判断します。これは会社の方針を共有することにも関連します。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 主要なソフトウェアを使いこなせる
  • 素早く習得できる
  • パソコンに詳しい

回答例

「前職では、Google スプレッドシートと Google ドキュメントを使用してレポートやプレゼンテーションを作成していましたが、Microsoft Office も10年以上使用しています。友人からは技術サポートと呼ばれ、操作で困っている友人を助けています。また新しいツールを短期間で習得することができます。」

Q:

予想外の事態で日程を調整したときのことについてお聞かせください。

A:

忙しい経営幹部の要望に合わせて予定を管理して予約をしたり、会議の日程を調整したりします。この質問では、複雑なスケジュールで会社を円滑に運営するスキルがあるかどうかを見極めます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 予定を作成し、調整できる
  • 柔軟性と順応性
  • 問題解決能力

回答例

「重要な会議に出席するために重役が遠方から来る予定でしたが、飛行機が遅れ、予定より2時間遅れて到着しました。他の重役2人と時間を調整したので、オフィスに到着してすぐに会議に出席でき、他の人のスケジュールにも影響がありませんでした。」

Q:

不在の経営幹部との面会を求めて腹を立てている人にはどのように対処しますか?

A:

優秀な秘書は怒っている人に対処するときでも、プロ意識を持って、感じ良く振る舞うことができます。この質問では、候補者が緊迫した状況をおさめながら、上司の気持ちをくみ取り、対応できるかが明らかになります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 顧客対応スキル
  • 交渉術
  • 機転が利く

回答例

「落ち着いて冷静に話しかけ、事態を良い方向に持っていきます。不満をエスカレートさせることがないように、メッセージを預かることを丁寧に伝えて、幹部から連絡させることを確約し、代わりに別の者が対応できることも伝えます。」

Q:

緊急の仕事を同時に複数処理するときには、どのように時間を管理しますか?

A:

秘書がプレッシャーのあるなかでも、複数の仕事をこなせることが重要です。この質問では、厳しい状況で候補者がどのように対処するかを見極めます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 一度に複数の仕事をこなせる
  • プレッシャーのある状況で仕事を完遂できる
  • タスク管理力と時間管理力

回答例

「複数の仕事を同時にこなす場合には、冷静さと落ち着きを保つように努めます。リストを作成して、重要性と期限によって仕事の優先順位を決めます。頭が整理されて、すべての仕事を期限内に完了することができます。」

Q:

経営幹部の要求をどのようにして予測しますか?

A:

優秀な秘書は、上級幹部の要求に応えるだけでなく、事前に察知して対応します。この質問では、候補者が動きを把握して経営幹部のニーズを予測することで、信頼を得ながら生産性を上げることができるかが分かります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 自信
  • ゴール志向の考え方
  • 細かい配慮ができる

回答例

「常に一歩先を行き、経営幹部や会社全体のニーズを常に察知できるようにしています。私は自分の直観と経験から、経営幹部が必要とする情報を予測します。」

Q:

秘書は会社にとってどのような存在だと思いますか?

A:

秘書は職場や会社全体において欠かせない存在です。この質問では、候補者が自分を会社で価値のある存在と見なしているかが明らかになります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 優秀な秘書でありたいという熱意
  • 大きなチームに溶け込むことができる
  • やる気

回答例

「秘書としての仕事は、大きな何かの一員であるように感じさせてくれます。他の人が円滑に効率よく仕事ができるようサポートすることが好きです。秘書は事業に不可欠な意思決定を行い、危機を回避し、上級幹部の顔として行動する、重要な存在だと思います。」

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