5 つの『ホームヘルパー(訪問介護員)』の採用面接 質問例 & 回答例

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採用面接は行う側も受ける側も準備は万全に。ホームヘルパー(訪問介護員)の採用面接でよく使われる質問例と回答例を解説付きで見てみましょう。


Q:

在宅介護の分野でどのような資格や研修の受講歴がありますか?

A:

この質問では、候補者が仕事に必要な訓練を受けてきているかを知ることができます。最新の研修の受講歴に加え、他にも仕事に役に立つような学歴があるかどうか確認しましょう。仕事に必要な法的要件を理解しているかも分かります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • ためらわずに自信を持って答えているか
  • 必要な法的要件を満たしているか
  • 仕事に関連する学歴を簡潔に説明できるか

回答例

「介護職員初任者研修の資格を数年前に取得しました。またがん患者の介助に関する講習も受講しました。」

Q:

自分には助けが必要ないと思っている気難しい利用者をケアしなければならない場合、どのように対処しますか?

A:

家族の意思で在宅介護を利用している場合が多く、利用者は長時間ともに過ごすホームヘルパーの存在を快く思わないこともあります。このような状況への対処法を聞くことで、候補者の性格が分かります。利用者に対してイライラしたり、不適切な態度を取ったり、状況を悪化させる可能性がないか見極めましょう。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 利用者の健康を心から願っているか
  • 穏やかな性格か
  • 在宅介護に抵抗がある利用者にも思いやりを持てるか

回答例

「でしゃばらないように注意しながら、利用者に必要な介助を行うことに注力します。そして最終的には、利用者と関係を築けるようにしていきたいです。」

Q:

認知障害のある利用者を介護した経験はありますか?

A:

この質問では、採用する組織が必要としている仕事を候補者が行えるかが分かります。精神障害、認知症、その他の認知障害を抱える利用者のケアには特殊なスキルが必要で、ホームヘルパーなら誰でも対応できるというものではありません。候補者が身体介助以上のものを抵抗なく提供できるかよく見極めましょう。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 認知障害のある利用者を担当した経験
  • さまざまな認知障害が利用者に与える影響を理解しているか
  • 障害をもつ利用者に思いやりと忍耐力を持てるか

回答例

「認知症の利用者の介護をした経験があります。簡単な言葉と親しみやすい口調を心がけました。」

Q:

家族や他の介護者に利用者の状態を常に情報共有するため、どのような工夫をしていますか?

A:

この質問によって、情報共有に必要な対人スキルを備えているかが分かります。同僚や利用者の家族と抵抗なくコミュニケーションが取れる候補者を探しましょう。また正確な情報伝達に必要な、情報をうまくまとめるスキルがあるかも重要です。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 優れたカスタマーサービスを提供できるか
  • 常に几帳面な仕事ができるか
  • 他の人とコミュニケーションを取る意欲

回答例

「利用者の気分、投薬情報、健康状態、活動内容を常に記録しているので、家族にも正確な情報を提供することができます。」

Q:

担当している利用者の新たな症状に気づいたら、どのように対処しますか?

A:

ホームヘルパーは利用者が日々健康でいられるよう介助するのが仕事のため、患者の状態にしっかり注意を払う必要があります。この質問では、候補者がどのように会社の方針に従うか、異常を見つけたらすぐに治療を受けさせられるかが分かります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 緊急時でも冷静でいられるか
  • 利用者の健康状態に注意を払えるか
  • 会社の方針を理解しているか

回答例

「かかりつけ医に電話して症状について問い合わせます。そして必要に応じて、診察の予約を取ります。」

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