5 つの『美容師』の採用面接 質問例 & 回答例

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採用面接は行う側も受ける側も準備は万全に。美容師の採用面接でよく使われる質問例と回答例を解説付きで見てみましょう。


Q:

顧客にお願いされたスタイルが本人に似合わないと感じた場合、どのように対応しますか?

A:

このような状況について質問することで、候補者の顧客サービスのスキルが分かります。思いやりのある対応ができるか、率直に言い過ぎてしまうかなど、美容師としての姿勢が見えてきます。また顧客の要望と自らの美的センスのどちらを優先させるかや、幅広いヘアスタイルに対応できるスキルがあるかも分かります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 顧客を喜ばせたいという意欲
  • 様々なヘアスタイルをお勧めできるか
  • 優れた顧客サービススキル

回答例

「全体的にはご希望のスタイルに仕上げながら、お客様の顔立ちを際立たせるようなひねりを加えてはどうかとご提案します。」

Q:

あなたが持っている、美容師の仕事に活かせる資格を教えてください。

A:

美容師になるには、美容師免許などの資格を取るため専門学校などに通う必要があり、この質問では候補者が技術をどのように身につけてきたかが分かります。他にもカラーリングやヘアアレンジなどの講習を受けているかが分かるよい質問です。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 美容師法などの知識
  • 仕事に必要な学歴や資格
  • 美容師として役立つスキルを学んできたか

回答例

「専門学校を卒業し、美容師免許を取得しました。また、バレイヤージュとケラチントリートメントの講習も受けました。」

Q:

ヘアカラーのしすぎで髪が傷んでしまった顧客に、どのようなトリートメントをお勧めしますか?

A:

この質問では、候補者がしっかりした教育を受けてきたかが分かります。ブリーチで傷んだ髪の修復は難しいですが、知識のあるヘアスタイルストであれば、髪の毛を保湿する方法や、髪の傷みを抑えるヘアスタイルなどをアドバイスできるはずです。また、カットに訪れた顧客に商品やトリートメントなどのメニューを勧められるかもわかります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 傷んだ髪を手入れする方法
  • 髪の傷みが目立たないスタイリングができる
  • ダメージヘア用の商品を勧めることができるか

回答例

「傷みのひどい髪に効くディープトリートメントを勧め、傷みが目立ちにくいヘアスタイルを提案します。」

Q:

ヘアスタイルの最新情報を得るために、どんな工夫をしていますか?

A:

顧客は美容師が最新の流行りを熟知していることを期待しているので、この質問は非常に重要です。候補者が定期的にヘアショーへ行ったり、講習会に参加しているか確認しましょう。トレンド研究に時間を惜しまない候補者は、仕事への熱意が強く、顧客を満足させることができるため、美容師として理想的な人材でしょう。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 候補者がチェックしている雑誌やブログについて話せるか
  • 顧客をスタイリッシュに仕上げる熱意があるか
  • 美容業界のイベントや展示会に参加しているか

回答例

「最新のスタイルをお客様に提供したいので、雑誌やインスタグラム、業界レポートなどを見てファッションの流行を追うようにしています。」

Q:

以前担当していた顧客が、同僚の美容師を指名しているのに気づいたらどうしますか?

A:

この質問では、候補者がチームでうまく働くことができるか、それとも同僚と対立してしまうかが分かります。仕事の質を改善しようと努力するか、落胆してしまうか知ることで、候補者の考え方や性格も見えてきます。顧客サービスのスキルについても知ることができるでしょう。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 間違いを認め、学ぼうとする姿勢
  • 同僚を応援する姿勢
  • 顧客を責めずに、意向を汲むことができるか

回答例

「自分のスキルを向上させられるよう、同僚がどのような工夫をしているか聞いてみます。またお客様の意思を尊重し、個人的に受け取らないよう努めます。」

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