7 つの『歯科助手』の採用面接 質問例 & 回答例

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採用面接は行う側も受ける側も準備は万全に。歯科助手の採用面接でよく使われる質問例と回答例を解説付きで見てみましょう。


Q:

歯科助手の仕事を選んだのはなぜですか?

A:

歯科助手は歯科クリニックにおいて極めて重要な役割を果たします。この質問では、候補者が歯科助手の仕事を選んだきっかけと、この仕事のどのような点を楽しいと感じるかを尋ねます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 職務についての知識
  • 強み
  • 人の役に立ちたいという熱意

回答例

「私は十代のときに、事故で前歯が欠けてしまいました。歯科医にすぐに診てもらい、また優しく接してもらったことで救われました。私も同じようにこの仕事で人の役に立ちたいと思いました。」

Q:

歯科業務管理ソフトウェアの使用経験について教えてください。

A:

患者の病歴、歯の治療、予約、請求書の情報を保管するためソフトウェアを活用します。クリニックで使用されているソフトウェアを使いこなせる歯科助手を採用することで研修期間が短縮され、短時間で仕事に慣れることができます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • パソコンに詳しい
  • 歯科ソフトウェアの経験
  • 研修の必要性

回答例

「過去5年間、ノーザの歯科医療情報システムを活用してきました。前のクリニックでは電子業務に移行し、歯科助手はカルテと書類をノーザで作成していました。診察予約管理や保険医療費の請求も行っていました。」

Q:

診察前の準備をどのように行いますか?

A:

診察前の準備を適切に行える人は、整理して細かいところまで気を配ることができるでしょう。事前に計画し、ニーズを予測できる歯科助手がいることで、クリニックの生産性が向上し、予約された診察を予定通りに進めることができます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 管理力
  • 円滑に業務が進むように努力する
  • 複数の作業を同時にこなすことができる

回答例

「患者を診察室に案内する前に、病歴と歯科治療歴を確認します。器具などを含め、診察室の準備が整っていることを確認し、最新のレントゲン写真をセットします。」

Q:

歯の治療の重要性を理解していない患者に、それをどのように説明しますか?

A:

痛みがなく、問題の箇所が見えない場合は、患者に治療の必要性を理解させることが難しいことがあります。分かりやすく説明して治療の重要性をはっきりと示し、患者を落ち着かせ、状況を解決できることが求められます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 機転が利く
  • コミュニケーション力
  • 根気

回答例

「口腔内カメラを使って治療が必要な歯の写真を撮影します。悪化している歯の状態を患者に見せることで、説得を聞き入れてもらいやすくなります。歯型や図などを使って歯の構造や処置について分かりやすく説明しながら、放っておいた場合にどうなるか伝えます。」

Q:

患者に4か所虫歯があると伝えたとき、半年前に受診したクリニックでは治療を勧められなかったと腹を立てました。この状況にはどのように対処しますか?

A:

難しい状況に素早く対処するためには、理解を示し、冷静さを保って事実を伝えます。この質問では、候補者が困難に直面したときに冷静さを維持できるが分かります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • プロとしての姿勢と冷静さ
  • 聞く力
  • ストレスが多い状況にも対処できる

回答例

「状況をエスカレートさせないように、冷静な態度を維持します。患者の主張をよく聞き、共感を示すことで信頼を得ます。カルテや X 線写真を見せながら、歯科医がそのように診断した理由を患者に理解させるようにします。必要な場合は、歯科医に相談して患者の懸念を伝えます。」

Q:

患者の個人情報をどのように扱いますか?

A:

歯科助手の仕事では、個人情報保護法に従うことが重要です。この質問では、候補者が患者のプライバシー保護をどの程度重視しているかが分かります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 分別がある
  • 個人情報保護法の知識
  • 規則を守る

回答例

「前のクリニックでは、規則が守れているかを確認し、研修日程を設定し、リスク評価を担当していました。適切に書類を管理・廃棄し、ガイドラインに従って電話に応対しました。会話での個人情報にも細心の注意を払っていました。」

Q:

どのようにしてアルジネートで印象を取りますか?

A:

印象採得は難しく、患者にもストレスがかかります。候補者が患者を不快に感じさせず、1回で正確な印象を採得するためにどのような手法を用いるかを確認します。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 最新の技法や製品に関する知識
  • 処置に適した器具を選択できる
  • 患者の要望に応える

回答例

「患者の歯列弓より少し大きいサイズのトレーを選びます。泡立てずにアルジネート印象材を水と十分に混ぜ合わせた後、適切な量をトレーに盛り、奥から手前へはめ込みます。吐き気を防止するため、患者に鼻で呼吸するように伝え、患者の唇をトレーから離して正しくフィットするようにします。印象材が固まったら、ゆっくりと取り外します。」

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