5 つの『シェフ』の採用面接 質問例 & 回答例

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採用面接は行う側も受ける側も準備は万全に。シェフの採用面接でよく使われる質問例と回答例を解説付きで見てみましょう。


Q:

毎日8~10時間料理をしても、料理への熱意を維持し続けることができると思いますか?

A:

適性があり、料理が好きでモチベーションの高い候補者を見つけることは、飲食業にとって非常に重要です。 この質問で、候補者がシェフというキャリアを選んだ理由や、これまでの経歴、人柄などを知ることができます。 候補者には調理技術を仕事にしたい理由を簡潔に述べられることが求められます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 料理への熱意
  • シェフになりたいと思った動機
  • 仕事仲間との協調性

回答例

「たくさんのお客様に料理を提供する忙しい毎日であっても、新しいメニューを考案したり、レシピを仲間と共有したりすることが大好きです。」

Q:

料理学校に通っていましたか? どこかで修行をしたり、料理を習ったことはありますか?

A:

候補者の経験や資格を知ることで、採用するレストランにふさわしい人物かを見極める参考になります。有名レストランで修行したり名門校を卒業している可能性もあるので、この質問で候補者に経歴を説明してもらいましょう。候補者は世界中を旅し、各国の料理を現地で実際に学んでいるかもしれません。そのような経験はレストランにとって貴重な財産となります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 幅広い料理の経験
  • 料理を習ったり、勉強したりした経験
  • 料理学校、調理師学校などで取得した資格

回答例

「ニューヨークのカリナリー・インスティテュート・オブ・アメリカをクラスで一番の成績で卒業し、スーシェフの資格を取得しました。」

Q:

客足の絶えない忙しい店ですが、料理の質を落とさずに長時間働くことができますか?

A:

シェフは勤務時間が長い傾向にあるため、候補者が店のスケジュールを理解しているか確認する必要があります。この質問により、店の営業時間に合わない候補者をふるいにかけることができます。ストレスに押しつぶされたり、燃え尽きて創造性を失ったりすることなく長時間働ける人材を見つけましょう。候補者が、長時間働いた後も斬新な発想ができるかどうかを知るには、候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • フレキシブルなスケジュールで働く能力
  • 必要に応じて臨機応変に勤務する意欲
  • 燃え尽きることなくストレスに対処する能力

回答例

「以前、非常に回転率の高いレストランで働いていましたが、料理の質を落とすことなく、素早く効率的に処理していました。」

Q:

食の安全基準やベストプラクティスについてどれくらい知識がありますか?

A:

食の安全は厨房スタッフにとって非常に重要な課題です。シェフは自分自身だけでなく、チームのメンバーも食の安全基準を満たしているよう管理した経験が必要になります。シェフは食品衛生法の資格を持っているか、最低でも食品衛生法に準拠した豊富な経験が求められます。この質問で、食品衛生管理 (衛生的な手洗いや食肉の処理方法など) について、候補者が知識や能力を持っているかが分かります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 食品衛生責任者の資格
  • 食品の取り扱い方法に関する知識
  • 厨房での勤務経験

回答例

「食品衛生責任者の資格を持っており、厨房内の食品取り扱いの安全管理を3年担当しました。」

Q:

得意な料理のジャンルと、その理由を教えてください。

A:

優れたシェフとは、料理に情熱を持っているものです。そんなシェフを採用するには、店が提供する料理とシェフの得意分野がマッチする必要があります。例えば、イタリアンの経験が豊富なシェフがタイ料理の店に応募してきた場合は、最適な候補者とは言えません。この質問から、店が提供する料理について会話を掘り下げることもできます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 店が提供する料理と関連性の高い経験
  • 幅広いメニューの調理経験
  • フレンチなど、特定のジャンルの料理を習った経験

回答例

「アジア各国の料理全般の経験がありますが、香辛料の効いた辛さが特徴の四川料理が好きなので、得意分野になっています。」

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