7 つの『技術サポート』の採用面接 質問例 & 回答例

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採用面接は行う側も受ける側も準備は万全に。技術サポートの採用面接でよく使われる質問例と回答例を解説付きで見てみましょう。


Q:

技術サポートの道に進んだきっかけは?

A:

この質問で、候補者の個人的なモチベーションがよく分かります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 技術サポートに情熱を持っている
  • 正直で誠実な印象を受ける
  • 技術サポートの大きな目的を理解している

回答例

「技術サポートの道に進むことにしたのは、IT にずっと興味があったことのほかに、人と働くのが好きだからでもあります。技術的なノウハウを生かして、お客様が抱えている問題をじかに解決したいんです。私の仕事のおかげで困っている人たちが安心して、楽しく暮らせるようになるといいなと思います。」

Q:

この会社に応募した理由は?

A:

この質問で、社員としての責任感の大きさが分かります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 候補者は採用企業の使命を理解している
  • 候補者は、採用企業で働くことが希望するキャリアとどのように一致するかわかっている
  • 候補者は、採用企業が現在行っている具体的な取り組みについて知っている

回答例

「御社に応募したのは、何百万人もの人たちが安心して楽しく暮らせるようにしている企業だからです。仕事の規模がとてつもなく大きいので、ここで働ければとてもポジティブな影響をもたらせると思います。企業文化も好きで、チームワークとコラボレーションを重視しているところも素晴らしいです。」

Q:

この仕事にどのような点で適任だと思いますか?

A:

この質問で、候補者の学歴、経歴、その他の資格やスキルを詳しく聞くことができます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 候補者が他の候補者より抜きん出ている点を挙げられる
  • 候補者が採用企業にとって貴重な財産になれることを示している
  • 候補者が採用企業にぴったりの人材である理由を具体的に説明している

回答例

「コンピューターサイエンスの学位を持っているので、条件に合っていると思います。担当者として5年の経験があり、Zendesk などのカスタマーサポートツールも使い慣れています。また、御社の製品はグローバルに展開していますが、私は日本語と英語の両方でサポートを提供できます。」

Q:

トラブルシューティングの際にはどのような手順ですすめますか?

A:

技術サポートの目的は、製品について顧客にヘルプとアドバイスを提供することです。顧客の問題を解決することは、顧客維持とビジネスの成功に欠かせないので、候補者が問題解決にどう取り組むか把握する必要があります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 情報収集、診断から解決に至るまでの適切なトラブルシューティングのプロセス
  • 綿密だが順応性もあるトラブルシューティングのプロセス
  • できる限り迅速に、効果的に顧客のニーズを満たすことを重視している

回答例

「まずお客様から情報と事実を収集してから、問題を特定して検証します。次に、一般的な手早い解決策を試します。それでうまくいかなければ、その他の方法で問題を調査します。解決策が見つかったら、必要に応じて適切な修理や交換を行います。解決策を実行した後、綿密なテストを行ってすべてが正常であることを確認します。」

Q:

顧客のサポート以上の働きをしたときのことを教えてください。

A:

手早い解決だけでなく、さらに細やかなサポートが必要な状況もよくあります。問題の原因を見極め、解決できる候補者を採用するとよいでしょう。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 顧客のために一層の努力を惜しまない
  • さまざまな観点から問題を検討できる
  • 同僚と協力して新しい解決策やアイデアを考え出すことができる

回答例

「前職では、同じ問題が繰り返し起きたお客様のことを覚えています。そのとき使っていた一般的な手順では、問題が一時的に解決しただけでした。少し調査したところ、新しい解決策を考え出すことができました。そのお客様に自分から連絡して、修理を実施しました。」

Q:

技術知識とカスタマーサービスのどちらの方がより大切ですか?

A:

技術サポート専門家は、技術的な知識と対人スキルをバランス良く兼ね備えている必要があります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 自分の意見を論理的に言える (正解はなく、意見を述べてもらう質問です)
  • どちらか一方の能力を選んだ場合であっても、両方が重要であると理解している
  • 技術力と対人スキルが仕事で果たす役割を理解している

回答例

「まず言えるのは、カスタマーサービスのスキルはとても大切です。人の気持ちを理解して、ニーズに対処できなければなりません。コミュニケーション能力が高いことは不可欠です。このことは踏まえつつ、私には技術的な背景があり、実際に問題を解決するにはたくさんの知識が必要なことも理解しているので、技術的なスキルの方がより大切だと思います。ハードウェアとソフトウェアの詳しい知識がなければ、仕事で成果を上げられないからです。」

Q:

5年後のキャリアをどのように考えていますか?

A:

この質問で、キャリアの目標が分かります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 積極的で学習意欲がある
  • これからの仕事に張り切っている
  • 採用企業に入ることを自分のキャリアに不可欠な要素と考えている

回答例

「この仕事では、スキルと経験を積んでいきたいです。実は、5年以内に技術サポートの管理職に進みたいと思っています。御社の本当に素晴らしいと思う点は、社員の能力開発を積極的に行っていることです。御社で着実にスキルを伸ばし、組織のためにもっと重要な役職に進みたいと思っています。」

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