5 つの『経理アシスタント』の採用面接 質問例 & 回答例

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採用面接は行う側も受ける側も準備は万全に。経理アシスタントの採用面接でよく使われる質問例と回答例を解説付きで見てみましょう。


Q:

会社ではさまざまなソフトウェアアプリケーションを利用していますが、コンピューターを問題なく使うことができますか?

A:

データ入力や報告など、経理業務全体で IT 技術が使われるようになっています。候補者のコンピューターを使った経験を確認することで、会社のツールを利用して生産的に業務を行えるか判断できます。業務で求められる具体的な技術について確認しましょう。Excel や Word、メールソフトなどの一般的なオフィスツールが使えることが求められます。新たなコンピュータースキルを習得する意欲があることも重要です。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • コンピューターやオフィスソフトウェアに関する知識
  • さまざまなプログラムを活用して業務を行った経験
  • ツールを使える自信

回答例

「コンピューターを使うのが好きで、Microsoft Office スイートを使った経験があります。Excel の設定や操作もできますし、新しいシステムも短時間で習得できます。」

Q:

経理業務に関する学歴や実務経験を教えてください。

A:

候補者の学力が優れているかを判断するには成績証明書を確認すればいいので、この質問は候補者が業務に対してどの程度準備ができているかを判断するために聞いておく必要があります。学歴のほかにも、候補者が力を入れていることやキャリアにおいて何を重視しているかが分かります。経理の原則を理解し、実務に応用できることが求められます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 資格や専門知識を簡潔に説明できる
  • 業務内容に合った学歴
  • 教育関連の表彰などを受けた経験

回答例

「2年前に大学を卒業し、上級レベルの経理コースを複数履修しました。在学中はビジネス関係のサークルに参加し、クラスの会計係も務めていました。」

Q:

この仕事には信頼が欠かせませんが、正確に業務を行うためにどのような工夫をしていますか?

A:

経理アシスタントに求められる主なスキルの1つが正確さです。候補者はその重要性と、達成するために何をすべきかを理解している必要があります。正確で信頼できる仕事を行うために取り入れている習慣や手順があるか確認することで、候補者が正確であることの大切さを理解しているか、良い仕事をしたいという意欲があるかが分かります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 正確さの重要性を理解している
  • 細部に抜けがないようにするための習慣
  • 効率性が求められる業務を行った経験

回答例

「私の几帳面な性格を活かすことができると思い、経理の世界に入りました。完了前の見直しとして、入力内容を必ず再確認するようにしています。正確な仕事を目指すことを楽しんでいます。」

Q:

経理部のメンバーと一緒に、共通の目標に向かって取り組んだ時のことを教えてください。

A:

経理は会社のあらゆる側面に関わっており、多くの役割を果たすためにはチームの結束力が欠かせません。各自が期日内に仕事を終わらせることがチームの連携に欠かせないため、チームワークができる人材を採用する必要があります。同僚との関わり方や、チームと協力して仕事をする際の姿勢を知ることで、候補者が現在のチームに合っているかを見極めることができます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • チームワークへの前向きな姿勢
  • チームの中で担当した役割
  • 過去に直面した問題と、それをどう乗り越えたか

回答例

「前職では、新しい経理ソフトウェアを実装するチームの一員として、ユーザー向けの研修を担当して質問に答えました。全員で協力し、新しいソフトウェアにスムーズに切り替えることができました。」

Q:

5年後の自分はどうなっていると思いますか?

A:

面接でよく聞かれる質問ですが、経理アシスタントの候補者には特に確認しておくべきだと言えます。経理担当者は通常、スタッフからシニアレベル、そしてマネージャーを経て幹部に昇進するという、明確なキャリアパスが敷かれていることが多くなっています。候補者が目指す昇進までの期間など、キャリア目標を達成するためにどのような計画があるか確認することが重要です。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 会社の役職や序列についての知識
  • 前向きな姿勢と野心
  • 現実的なキャリア目標を描けている

回答例

「この仕事ではさまざまな経験が積めると思うので、少なくとも2年間は同じ仕事を続けていきたいです。そして5年後には、シニアレベルの経理担当者になるのが目標です。」

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