5 つの『皮膚科医』の採用面接 質問例 & 回答例

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採用面接は行う側も受ける側も準備は万全に。皮膚科医の採用面接でよく使われる質問例と回答例を解説付きで見てみましょう。


Q:

患者の発疹や病変部に懸念がある場合にはどうしますか?

A:

この質問では、注意すべき皮膚の状態についての候補者の知識レベルを把握しながら、採用するクリニックで取り扱っている皮膚疾患に適切に対処できるかどうかを確認します。最新の検査法や技術を応用できるかどうか、診断や治療の際のアプローチが保守的なのか大胆なのかなどが分かります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • さまざまな皮膚疾患についての知識
  • 治療方針が採用クリニックと一致しているか
  • 検査や治療に新しい技術を用いた経験

回答例

「患部をルーペで診察し、写真を撮影します。がんの疑いがある場合は、発疹や病変の生検を行います。」

Q:

初診の患者に対して全身の皮膚検査をどのように実施しますか?

A:

全身の皮膚検査は最も一般的な検査の1つです。この質問で、候補者がクリニックに適しているかどうかを知ることができます。候補者が年齢や皮膚の悩みに応じた検査を行い、さまざまな年齢層の患者にうまく対応できるかどうかが分かります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • さまざまな検査方法についての知識
  • 年齢層や健康上の悩みに応じて検査できる
  • 患者と信頼関係を築ける

回答例

「患者の同意を得てから、まずは顔を診察し、その後身体に移ります。患者のプライバシーのために覆いを掛けます。」

Q:

あなた自身が行なっているスキンケアや使っている製品を教えてください。

A:

製品自体は採用に関係ありませんが、この質問では候補者のコミュニケーションのスタイルと、患者に製品を勧めるときの話し方が分かります。候補者のスキンケアへのアプローチがクリニックの方針と合うかどうかを知ることができます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • スキンケアのアプローチがクリニックと合っている
  • スキンケアについて話せる
  • スキンケアの必要性について理解している

回答例

「日焼け止めを毎日使用し、SPF 表示の付いた衣類を着用しています。オーガニックのスキンケア製品を使用し、洗顔料、化粧水、乳液、美容液、オイルで毎日手入れをしています。」

Q:

充填剤やアンチエイジング製品の使用についてどう思いますか?

A:

この質問では、アンチエイジング製品についての候補者の考えがクリニックの価値観と一致するかどうかを確認できます。皮膚充填剤に対する候補者の考えを知ることで、それが患者のニーズと一致するかどうかを検討できます。候補者が同僚や患者とどのようにコミュニケーションをとるかも感じとることができます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 候補者の考え方がクリニックと一致する
  • 充填剤が必要か、不要かを判断できる
  • 治療の選択肢を分かりやすく説明する

回答例

「アンチエイジング治療には保守的なアプローチをとり、まずは局所的な治療を行います。必要な場合にだけ充填剤や注射を勧めますが、患者の意見を考慮します。」

Q:

患者に悪い知らせを伝えたときのことについて話してください。

A:

この質問では、候補者が患者に対して専門家らしく、思いやりのある態度で対応できるかを確かめます。複雑な状況を、患者の年齢や心の状態に合わせて理解できるように説明することができるかどうかが分かります。候補者の様子から、感情をうまく処理して適切に対応できるどうかも見極めましょう。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 複雑で難しい情報を説明できる
  • 患者を励まし、次のステップについて話し合うことができる
  • さまざまな年齢層の患者と接した経験

回答例

「患者の家族にも同席してもらいました。穏やかな態度で内容を知らせた後、患者を励まし、治療について相談し、患者さんの質問に答えました。」

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