5 つの『会計業務スタッフ』の採用面接 質問例 ＆ 回答例

会計業務というのは長時間座ったまま集中力を使って単独で作業をする仕事なので、候補者の志望理由やモチベーションを確認しておくことが重要です。数字や問題解決が好きであれば、記帳業務に向いていると言えるでしょう。他にも、財務や経済の知識が必要になってきます。候補者の知識レベルを確認することで、入社後の研修がどの程度必要かが分かります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

• 記帳業務に関連する職歴や経験
• 簿記や会計のスキルと知識
• 数字に強い

元帳の間違いを見つける方法は複数ありますが、候補者がどのような対処法を取るか確認することで会社の方向性と合っているかが分かります。以前同じような問題に直面した経験があり、効果的に対処できる候補者が理想的です。まずは問題が記帳係のミスが原因かどうか、実際に間違いが存在するかどうかを確認します。間違いを見つける体系的な手法として、下から上に計算していく方法があります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

• 問題解決能力や分析力
• 完璧主義で几帳面な性格
• 体系的でプロセスに沿ったアプローチが取れる

記帳業務にはソフトウェアが欠かせません。採用企業で使っているプログラムがあれば、候補者に実務経験があるか聞いてみましょう。使用経験のあるシステムを聞くことで、候補者の実務経験を知ることができるだけでなく、気に入っているアプリケーションから候補者の働き方や優先順位も見えてきます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

• パソコンやテクノロジーを使いこなせる
• 新しいシステムを習得したり導入できる
• 自信を持って説明できる

企業は2種類の会計概念を元に会計報告を行うことができ、それぞれメリットとデメリットがあります。候補者がそれぞれの特徴と長所や短所を説明できるか確認することで、基本的な会計知識を身につけているかが分かります。それぞれを理解していれば、状況に応じて適したアプローチを取れるはずです。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

• 専門的な会計知識
• 優れた判断力
• 状況に応じて異なるアプローチを取ることができる

記帳業務は何時間も表計算ソフトや電卓とにらみ合う、孤独な作業です。しかし、記帳係は顧客や業者とも定期的にやりとりする必要があるため、社会的スキルや顧客対応スキルも非常に重要です。頭が良く分析力があり、数字の意味を他の人に説明できるよう、親しみを感じさせる候補者が理想的です。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

• 温かく愛想のいい、親しみを感じさせる性格
• 顧客対応や営業の経験
• 簡潔明瞭な話し方