5 つの『新規事業開発担当課長』の採用面接 質問例 ＆ 回答例

新たな潜在市場について調査し、その市場に参入するための戦略を練るのが新規事業開発担当課長の仕事です。あらゆるビジネスチャンスをつかむために、新しい市場の動向を常に把握しようとする姿勢が求められます。この質問では、候補者が先を見越して行動し、会社がイノベーションの最先端に立ち続けるための戦力になれるかどうかを見極めます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

• 情報に通じている
• 先を見越して行動する姿勢
• 最新動向と新たなビジネスチャンスの把握

新規事業開発担当課長には、人より一歩先を見据える先見性が必要です。現在のセールスリードを追うだけでなく、数年先を見越して計画を立てられる人材が求められます。この質問では、候補者に将来の事業開発に向けた長期的な計画があり、その計画を実施する方法がわかっているかどうかを見極めます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

• 戦略を売上に結び付ける能力
• 計画を立案できる
• 計画に基づいて行動した経験

会社の潜在的な戦略的パートナーを見つけてパートナーシップを構築することも、新規事業開発担当課長の仕事です。候補者がこうしたパートナーシップの締結に積極的であるかどうかを見極める必要があります。他社との有益な関係を築く能力を知るうえで、この質問は重要です。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

• 同業他社についての知識
• 戦略的パートナーが重要であることを認識している
• 戦略的パートナーとの交渉力

新規事業開発担当課長の行動が行き当たりばったりであることは許されず、入念な実施計画が必要です。この計画には、候補者の前職での経験から学んだノウハウが取り入れられていなければならず、入社後すぐ実行できるものでなければなりません。この質問では、候補者に事業開発の経験があり、決められた計画を実施する能力があるかどうかを見極めます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

• 事業開発を取りまとめた経験
• 事業開発の首尾一貫した計画
• その計画を実施した実績

常に必要な予算が与えられるわけではありません。会社の予算を別の部門に回され、営業部門の資金が確保できないこともあります。この質問では、候補者が多くの予算よりも自身の才能に頼らざるを得ない状況で業務を遂行できるかどうかを見極めます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

• さまざまな状況に対応できる柔軟性
• 予算に左右されない持ち前の営業力
• 複数の販売手法を用いる技量