5 つの『建設作業員』の採用面接 質問例 & 回答例

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採用面接は行う側も受ける側も準備は万全に。建設作業員の採用面接でよく使われる質問例と回答例を解説付きで見てみましょう。


Q:

設計図や電気配線図を読むことに慣れていますか?

A:

建設作業員が設計図や電気配線図を熟知していなければ、建物を図面どおりに建てることはできません。設計図と電気配線図に慣れ、仕事で使用した経験を明確に示す回答が求められます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 設計図と電気配線図の読み方を説明できる
  • 上記の実務での使用経験
  • 論理的思考力

回答例

「前職では設計図と電気配線図を常に使っていたので慣れています。設計図を見て次の作業を予測していました。」

Q:

計算は得意ですか?

A:

大抵の建設作業では、混合物に追加するさまざまな材料の比率を計算し、各種資材を比較し、原価を計算するなど、ある程度の計算が求められます。計算が得意で、作業関連の計算問題を素早く解くことができる人材が理想的です。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 建設作業における計算の重要性を理解している
  • 現場で必要な計算に自信がある
  • 掛け算や百分率など簡単な計算を暗算できる

回答例

「昔から計算は好きで、計算は作業に必要不可欠だと思っています。作業現場での計算において、いつも同僚から頼りにされていました。」

Q:

建設作業で最も活用できると思うあなたのスキルを教えてください。

A:

大規模なプロジェクトに複数の建設作業員を一度に採用する場合は特に、重要な質問です。強みを自己評価してもらうことで適性を知り、適切な作業分担ができます。万全の手を打つため、新規採用者全体として得意分野が多岐にわたるように、バランスよく採用します。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 職種に合った回答
  • 特定の作業に秀でている理由を具体的に挙げられる
  • 前職でこれらの作業をうまく行なった実例

回答例

「電気設備を設置する作業が得意です。電気設備には非常に興味があり、自信もあります。」

Q:

高い所は苦手ですか?

A:

多くの建設作業は、壁や床がない高所での作業となります。高い所が苦手なのは普通ですが、候補者が高所恐怖症でないことは採用前に確認しておきましょう。高所が苦手で作業に支障が出るような候補者は、高所での建築現場には採用しないようにしましょう。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 建設作業での職責を理解している
  • 高所での作業が可能
  • 高所作業をきっちりと遂行した経験

回答例

「5階建てのビルの建設現場で働いていましたが、高い所で怖いと感じたことは一度もありませんでした。」

Q:

安全装備を着用し、安全法規に従ったことがありますか?

A:

建設現場は危険な場所なので、自他の安全を重視し、事故やけがを防止するために関連規則の遵守を理解している建設作業員を採用しましょう。安全装備は作業員を危険から守るうえで大いに役立ちます。装備の重要性を理解し、適切な使用法を心得ている人材を探します。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 潜在的な危険を見極めて必要な予防措置をとることができる
  • 安全規則や安全法規の詳細を理解して遵守する
  • 安全装備を着用して安全法規を遵守した経験

回答例

「安全性はこの仕事で最も重要であり、自分の作業に適用される安全規則を常に確認するようにしています。安全帽、安全靴、溶接用ゴーグルなど、さまざまな安全装備を使用したことがあります。」

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