6 つの『看護師』の採用面接 質問例 & 回答例

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採用面接は行う側も受ける側も準備は万全に。看護師の採用面接でよく使われる質問例と回答例を解説付きで見てみましょう。


Q:

なぜ看護師になろうと思ったのですか?

A:

候補者の人間性をより深く知るために聞かれる質問です。誰しも自分の職業を選んだ理由があるものです。看護師という仕事を選んだ理由や動機について説明しましょう。可能であれば個人的なエピソードを含めるのが理想的ですが、何よりも正直かつ誠実な答えが望まれます。

回答例

「人と接することと、世話をすることが大好きなので看護師を目指しました。子どもの頃盲腸で入院したことがあり、とても心細い思いをしました。お医者さんたちは素晴らしい方々でしたが、あまり病室には立ち寄ってくれませんでした。しかし看護師たちが付き添ってくれ、私の質問に答え、私と家族に安心感を与えてくれました。術後も心強くサポートしてくれたことが今でも忘れられず、その時の思い出が看護師になりたいと思った一番の理由です。

Q:

要求が多く、難しい患者に対応した時の例を教えてください。

A:

看護師はストレスのかかる難しい状況で、様々な人と関わらなければいけない仕事です。難しい患者を担当することも珍しくないため、この質問では候補者がそのような状況でどう対応するかを知ることができます。

看護師はストレスのかかる難しい状況で、様々な人と関わらなければいけない仕事です。難しい患者を担当することも珍しくないため、この質問では候補者がそのような状況でどう対応するかを知ることができます。

回答例

「痛みに苦しむ患者さんがいたのですが、触られるのを拒否し、痛みを何度も訴えて暴言を吐かれることもありました。聴診器を使って状態を確認し、担当医師とも話したのですが、痛みを和らげるよう、すでに最善を尽くしていることが分かりました。患者さんには、快適に過ごせるようにできる限りの手を尽くしていることをお伝えしました。私たちにできることが限られていたとしても、患者さんの声がしっかり届いているのだと感じていただきたかったためです。」

Q:

この病院で働きたいと思った理由を教えてください。

A:

面接を受けている施設について候補者にどのような知識があるか、準備をしっかり行って面接に臨んでいるかが分かる質問です。面接前に病院や施設についてよく調べ、関連する質問に答えたり、質問ができるように準備することが非常に重要です。候補者が病院や施設についてよく知らない場合、準備不足と判断され、本当にその職場で働きたいと思っているのか、熱意を疑われてしまう可能性があります。

回答例

「こちらの病院で働きたいと思った理由は、救急医療において素晴らしい評判があるためです。特にこちらの施設では多くの重症外傷患者を受け入れていると聞いていますので、経験豊富なプロのスタッフの方々から多くのことを学びたいと思っています。」

Q:

どのような性格が看護師という仕事に役立つと思いますか?

A:

この質問は、候補者が看護師という仕事の複雑さと人間的側面をどのように捉えているか知るのに効果的です。看護師に必要なスキルは複数ありますが、医師や患者とその家族、そして多くのスタッフと関係を築くためには、特に対人スキルが重要になってくるでしょう。

回答例

「看護師に必要なのは、忍耐力、思いやり、そして細やかな注意力だと思います。」

Q:

現在の看護師が抱える課題は何だと思いますか?

A:

この質問では、候補者が業界の傾向やニュースに注意を払っているかが分かります。

回答例

「現在の看護師が抱えるのは、慢性的な残業、人手不足、そして職場の安全性といった問題です。看護師が不足していることが原因で、慢性的な残業や、病院の職員不足といった、危険な傾向が進んでいます。これは看護師のストレスが増え、看護の質が下がり、医療ミスが発生しやすくなる原因と言えます。」

Q:

あなたがこの仕事に適任であると思う理由を教えてください。

A:

候補者が自己アピールし、過去の経験や学歴について話すことができるチャンスです。

回答例

「私は看護学の修士課程を修了しました。周麻酔期看護師教育課程も修了しており、周麻酔期看護師として6年の実務経験があります。また業界のニュースや研究を常にチェックし、最低でも年に2回はセミナーやシンポジウムに参加しています。そして最後に、看護師の仕事を心から楽しんでおり、最善を尽くせるように常に努力しています。」

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