5 つの『データ入力』の採用面接 質問例 & 回答例

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採用面接は行う側も受ける側も準備は万全に。データ入力の採用面接でよく使われる質問例と回答例を解説付きで見てみましょう。


Q:

タイピング速度と精度はどのくらいですか?

A:

データ入力担当に求められるタイピング速度は1分間に80~120文字ですが、内容によってはこれより速い人もいるでしょう。入力ミスはトラブルにつながる可能性があり、質の高い作業が求められます。タイピング速度とデータ入力の質が重要であることを理解しているかどうかを確認します。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 業界標準のタイピング速度
  • 質の高い作業の重要性を理解している
  • 速度と品質の両方を重視できる

回答例

「私のタイピング速度は1分あたり約150文字で、ミスがないように最善を尽くしています。」

Q:

当社のデータ入力担当スタッフには、顧客からの電話対応もお願いしています。顧客からのクレームをどのように処理しますか?

A:

怒っている顧客に対応することもあるので、緊迫した状況にも冷静に対応できる候補者が求められます。コミュニケーションスキルが特に重要です。候補者が上司に報告するか、自力で解決する意欲があるのかを見極めます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • クレーム対応に慣れている
  • 効果的なコミュニケーション
  • 困難な状況でも他人の気持ちを理解できる

回答例

「私は忍耐力があり、顧客が解決策を求めていることにきちんと向き合います。上司に対応を求める際には、社内の顧客対応マニュアルに従います。」

Q:

繰り返しの多いデータ入力の業務にどう向き合っていきますか?

A:

データ入力は、パソコンを使う長時間の反復作業です。候補者がこのような作業に向いているかどうかを見極めます。候補者が自己判断で適度に休憩をとるかどうかを考慮します。限界を認識することで作業品質が向上し、レベルの高いデータ入力ができるでしょう。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 反復作業を楽しむ
  • 休憩の必要性を理解している
  • 生産性を維持できる

回答例

「私は反復作業が好きで、データを入力しているときが有意義に感じます。集中力と生産性を維持するため、時々休憩してストレッチをします。」

Q:

OCR やその他のデータ入力システムを使ったことがありますか?

A:

候補者が、採用企業で使用するソフトウェアを使った経験があるか確認しましょう。未経験の場合には、研修が必要です。採用企業が使っているデータ入力システムや OCR (文字認識ソフトウェア)の実務経験について聞くことで、候補者がツールに適応し、使いこなすことができるかどうか確認できるでしょう。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • Office の使用経験
  • 基本的なデータ入力プログラムの使用経験
  • 新しいツールへの関心や使い方を学ぶ意欲

回答例

「Microsoft Office とその他複数のデータ入力システムを使って作業してきました。新しいシステムを素早く習得できます。」

Q:

機密データを入力する場合に、最も重要だと思うことは何ですか?

A:

データ入力スタッフは、クレジットカードや医療明細などの機密情報にアクセスする場合があります。候補者が信用できる人物かどうかを見極めます。顧客の機密情報について十分に理解しているかどうかに注意します。前職の雇用主などに行った経歴照会で、守秘義務の問題が言及されていた場合は、面接で十分に確認します。候補者の説明に注目します。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 顧客の機密情報を守る
  • 機密データを処理できる
  • 機密データ処理において問題を起こしたことがない

回答例

「個人情報保護は重要な社会問題でもあり、業務中に得た機密情報は慎重に取り扱っています。問題も起こしたことは一度もありません。」

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