5 つの『カウンセラー』の採用面接 質問例 & 回答例

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採用面接は行う側も受ける側も準備は万全に。カウンセラーの採用面接でよく使われる質問例と回答例を解説付きで見てみましょう。


Q:

カウンセリングの道を歩むきっかけとなった動機を教えてください。

A:

候補者の仕事に対する熱意を知ることは重要です。相談者に接する際の忍耐力と根気が求められるカウンセリング心理学では特に仕事への熱意は重要です。強い動機や自身の経験とともに、他人の回復を助けたいという気持ちを表現できるカウンセラーを採用しましょう。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 人の役に立ちたいという強い熱意
  • カウンセラーという難しい職業を選んだ背景
  • カウンセリングに求められているスキルを理解している

回答例

「友人が落ち込んでいるのを見て、必要なカウンセリングを受けられるように手助けしたいと思いました。」

Q:

カウンセラーに必要とされる資質の中で、自分が持っていると思う資質を挙げてください。

A:

良いカウンセラーの資質はさまざまで、候補者はそれを理解して身に付けようと努力する人材であることが重要です。この質問では、候補者の人間性の高さや第三者の視点で物事を捉えるスキル、人柄などを知ることができます。傾聴力の他にも、忍耐力、共感力、心の知能指数などの資質について述べられるのが良い候補者です。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 誠実さ
  • 自己を省みることができる
  • 共感力が高く、偏見を持たない

回答例

「書いたり、話したりするコミュニケーションが得意です。さまざまなバックグラウンドを持った患者に対応し、相手の立場に立って考えることができます。思いやりを持つように心がけ、周囲で助けが必要な人を常にサポートしてきました。」

Q:

あなたのカウンセリング手法と、相談者に合わせた処置について聞かせてください。

A:

相談者に合わせた処置が求められる場合、柔軟性は不可欠です。相談者に合わせた処置とは、個人のニーズと性格を考慮した総合的なアプローチでしょう。手法の概念などを述べるのではなく、候補者がカウンセリングへの熱意などを自然に話すことができるかを観察します。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 相談者一人ひとりの話に耳を傾けられる
  • 学び続ける意欲
  • 必要に応じて他のカウンセラーに相談できる

回答例

「相談者ごとに異なる状況をサポートすることにやりがいを感じています。相談者に合わせた処置を行うことは、難しいことではありますが、大きなやりがいでもあります。」

Q:

これまで行ったカウンセリングで最も成功した事例を聞かせてください。

A:

相談者自身が気づいていなかった問題の本質に気づき、問題への向き合い方を変えることができた実例について述べることができるような候補者が有望です。ここで候補者は、カウンセリングの事例について詳しく話しますが、相談者のプライバシーに関わる具体的な内容については話していないことを確認してください。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • カウンセリングの成功事例
  • 相談者自らが悩みの原因や解決策に気づいてもらえるように導くことに注力する
  • 患者の秘密を守る

回答例

「自尊心を持つことができずに悩んでいる方を担当しました。リフレーミングの訓練で、自分の価値を認識してもらうことができました。また、カウンセリングのセミナーやワークショップにはできるだけ参加するようにしています。」

Q:

必要なカウンセリングを提供できない場合にはどうしますか?

A:

相談者を自分一人ではサポートしきれない場合、問題が解決不可能なものであると感じさせないことが非常に大切です。カウンセラーはサポートに必要なスキルがないことを説明し、相談者に適した専門家を紹介する必要があります。有望なカウンセラーは、治療を成功させるために他のカウンセラーとの協力についても述べるでしょう。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 患者のニーズを最優先できる
  • 積極的に専門家の協力を求められる
  • 失敗を相談者のせいにせず、カウンセラーの力量不足とみなせる

回答例

「より良いサポートを提供できる別のカウンセラーについて相談者に説明し、紹介状を書きます。」

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