7 つの『客室乗務員』の採用面接 質問例 & 回答例

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採用面接は行う側も受ける側も準備は万全に。客室乗務員の採用面接でよく使われる質問例と回答例を解説付きで見てみましょう。


Q:

離着陸中に客室乗務員の指示に従わない乗客がいたら、どのように対応しますか?

A:

飛行機の離着陸時に客室乗務員の指示に従おうとしない乗客は、自身と他の乗客乗員を危険にさらします。候補者は、状況を深刻化させずに解決できなければなりません。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 乗客を落ち着かせるための対立管理スキル
  • 予期せず乗客との口論が起きたときに機転が利く
  • 指示に従わない乗客への対処法を考えるときの適切な判断

回答例

「機内の騒音で私の声を聞き間違えたかもしれないので、その乗客に指示を繰り返し、客室乗務員の指示に従わないと重大な事故を招くかもしれないことを強く訴えます。それでも乗客が指示に従わない場合は、他の客室乗務員に応援を求めます。最後の手段として、その状況を機長に報告します。」

Q:

飛行機が恐い人がパニックになり始めたらどうしますか?

A:

離陸、着陸、または乱気流の通過時に、飛行機が初めての人や苦手な人がパニックや混乱に陥ることがあります。客室乗務員は、思いやりのあるカスタマーサービスでストレスを和らげることが求められます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 乗客への思いやり
  • 乗客に安心してもらうためのポジティブな方法
  • 乗客の心配に対処する優れたカスタマーサービススキル

回答例

「まずその乗客に大丈夫かどうか、自分に用意できるものはないか尋ねます。飛行中に不安になるのはよくあることだと伝えて乗客を安心させ、落ち着くためのこつをいくつか教えます。」

Q:

飛行中に緊急事態が発生したら、最初に何をしますか?

A:

客室乗務員は、フライト中の緊急事態に対処する重要な役割を担っています。難しい状況で候補者が平静さを保ち、リーダーシップを発揮できることを示しているのが望ましい回答です。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • フライト中に緊急事態が起きても穏やかで落ち着いた態度でいられる
  • フライト中の危機の最中に即座に判断が下せる
  • 乗客に指示をするときに毅然と職権を発揮できる

回答例

「まず自分の酸素マスクを装着してから、他の乗客の支援に当たります。一番近い出口ドアの位置を再確認して、できる限り乗客の皆さんを平静に保てるように、前もって手段をいくつか考えておきます。」

Q:

楽しかったフライト体験について教えてください。

A:

情熱のある人は、周囲の人たちの体験を盛り上げる術を持っているもの。空の旅や飛行機が大好きな候補者は、素晴らしい財産になってくれるかもしれません。候補者が空の旅の好きなところについて詳しく説明しているのが、望ましい回答です。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 飛行機とフライトのプロセスに熱意を持っている
  • フライト自体を楽しんでいる
  • さまざまな場所に旅行することに情熱がある

回答例

「楽しかった体験は、ボーイング747に初めて搭乗したフライトです。比較的短距離のフライトでしたが、空の女王というニックネームが付いた理由がよく分かりました。」

Q:

あなたの接客の強みはどこですか?

A:

客室乗務員は、乗客とやり取りしてニーズに対応することにほとんどの時間を費やします。旅行にストレスを感じる人も多いので、優れた接客スキルがあれば、乗客がリラックスしてフライトを楽しめるようになります。候補者が他人を助けることを大切に考えていると分かるのが、望ましい回答です。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 前向きな環境を作る
  • 乗客の満足度を高める
  • できるときには手助けをする

回答例

「乗客が質問や頼み事をしてきたり、心配があったりするときに話を聞くのが得意です。乗客の期待に添えるように、抱えている問題を理解することを心がけています。」

Q:

これまでに、同僚との間で起きた難しい状況を解決したことはありますか?

A:

飛行機の乗員は狭い空間で長時間にわたって働くので、他の乗務員と個人的な対立を解決できない客室乗務員は避けたいものです。候補者の回答には、進んで妥協し、相手の意見を理解する意志が表れている必要があります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 客室乗務員、パイロット、航空警察官などの乗務員との対立に対処できる
  • 乗務員と対立があったときに進んで妥協できる
  • 他の乗務員の立場になって考えることができる

回答例

「コミュニケーション不足が原因で、私と別の客室乗務員の間にちょっとすれ違いが起きたことがありました。私のミスで機内食の提供が遅れたのに、乗客は別の客室乗務員に怒っていました。私は自分のミスを認めて同僚に謝り、いら立っている乗客に自分から説明しました。」

Q:

新しい環境や状況にはすぐに適応できますか?

A:

経験豊富な客室乗務員は同じ決まったルートを担当することがありますが、年数が浅い間は、航空会社が運航しているさまざまなルートを担当することになります。馴染みのない環境にすぐ適応でき、母国以外の文化も受け入れることができる人が、望ましい候補者です。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • フライトスケジュールの変更、一泊だけのホテル予約や勤務の要請に柔軟に対処できる
  • 異文化を幅広く理解し、尊重している
  • 外国で食事の注文やホテルの予約などの基本的な用事をこなす適応力がある

回答例

「初めての国で、現地のマーケットを訪れるのが大好きです。現地語を話せなくても、食べ物についての言葉は通じるものです。」

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