5 つの『営業部長』の採用面接 質問例 & 回答例

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採用面接は行う側も受ける側も準備は万全に。営業部長の採用面接でよく使われる質問例と回答例を解説付きで見てみましょう。


Q:

目標達成に向けて部下のやる気を引き出すために心がけていることを教えてください。

A:

営業部長は会社の営業を統括します。担当クライアントを持っているかどうかは組織によりますが、いずれの場合でも、営業担当スタッフを率いて部門全体を推進していくことが営業部長に求められる職責です。営業担当者を指導する役割も担うため、部下の能力を最大限に引き出す方法を知っているかどうかを面接で確認しましょう。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 営業部門を指揮した実績
  • リーダーシップ
  • 指導力

回答例

「営業担当者として、そして指導者として、自分の仕事に誇りを持っています。人材の教育や育成にも自信があります。教えたり、人を育成したりすることが得意です。」

Q:

信頼関係を築くことについてどのように考えていますか。組織での具体的な実践方法も教えてください。

A:

面接の中間にこの質問をすると効果的です。ここでは、信頼関係の築き方について、候補者がどのように実践してきたかに注目します。営業部長として、基本的な理念を営業担当者にどのように伝えるかが重要です。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 会社のマーケティング原則に基づいて研修を行った具体例
  • マーケティングカルチャーを導入した実績
  • 実践能力

回答例

「信頼関係を築くための特定のスキル、関係構築の実践方法などに特化した研修プログラムの開発をサポートしました。」

Q:

新しい製品やサービスを販売するプロセスを教えてください。

A:

優秀な営業担当者は、何でも売ることができますが、実際には、得意分野の製品販売に固執して、新しい分野に手を広げられない営業部長が多くいます。この質問から、新製品の売り方を素早く学び、部下に指導できる候補者を見つけましょう。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • さまざまな製品の営業経験
  • 新しいことを素早く学ぶ能力
  • 概念を説明できる

回答例

「特定の製品の営業を担当してきましたが、それらの製品にこだわっているわけではありません。新しいことを学んでいきたいと思っています。」

Q:

達成不可能な営業目標を設定された場合、どうしますか?

A:

与えられた営業目標に対して部下のやる気を引き出すのも、営業部長の実力の見せどころです。この質問では、候補者が営業部長として現実的で、有意義な意見を提供できるかが分かるでしょう。何でも肯定するのではなく、他からの期待に対して、部下が目標を達成できるようサポートできる人材が必要です。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 候補者の人柄
  • 目標を実行に移した経験
  • 営業部の力量を現実的に評価できる

回答例

「経営陣が決めた営業目標を達成できるよう努力しますが、適切な数値を設定することを心がけています。」

Q:

営業成績の良くない社員にどう対応しますか?

A:

物を売ることは、営業の本質です。営業成績が各担当者の実績となります。この質問で、部下が結果を出せていないときに、営業部長としてどう対処するかが分かります。介入すること以外に、どのようなアイデアがあるのかを見てみましょう。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 部下の成績を改善した経験
  • 部下を管理できる
  • 部下のやる気を引き出せる

回答例

「部下には、積極的に声をかけるタイプです。成績は変動するものではありますが、結果を出せない社員を放っておくことはありません。」

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