5 つの『Web デザイナー』の採用面接 質問例 & 回答例

求人を掲載

採用面接は行う側も受ける側も準備は万全に。Web デザイナーの採用面接でよく使われる質問例と回答例を解説付きで見てみましょう。


Q:

Web デザイナーとしての主な仕事は何ですか?

A:

Web デザインの仕事についての知識レベルや、 Web サイトの全体的な向上やブランドの美学にどのように貢献できるかを知る上で重要な質問です。質問の答えから、Web デザインだけでなく、 Web サイトやモバイルアプリの向上を目的として、開発やテストを行った経験があるかどうかを確認することができます。使いやすさを重視することによって、 Web サイトやアプリユーザーの滞在時間を伸ばし、リピーターが増えるようなサイトを構築することが目的です。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 細部への気配り
  • デザインプロセスの知識
  • 採用企業にとって有益なスキルや知識

回答例

「これまで、フロントエンドのデザインだけでなく、バックエンドの設計プロセスも担当してきました。モバイルや Web アプリケーションを強化する基礎知識があり、問題点を容易に特定し、修正することができます。」

Q:

Web デザインのどのような点に魅力を感じているか、またその理由を具体的に教えてください。

A:

いつから Web デザイナーを目指していたかを尋ねましょう。これによって、採用企業にもたらすスキルのレベルが分かります。独学で学んだのか、短期集中研修で学習したのか、それとも実務で身に着けてきたのかを確認します。また、業務そのものよりも、過去に制作したプロジェクトや、自信のある受け答えが重要です。候補者が Web デザインのどの分野に最も熱意が持っているかが分かる重要な質問です。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • プロジェクトに対する熱意やモチベーション
  • 過去の制作事例(個人または就業先)
  • 採用企業にとってプラスになりそうな Web デザインの特定の分野での経験と熱意

回答例

「さまざまなオンラインツールを使って、オンラインキャンペーンを制作していました。HTML や CSS を編集すれば、鮮やかなビジュアルを取り入れたイメージが作れることに気付きました。これが Web デザインの最も好きなところです。クリエイティブなイメージを駆使して、商品を売り込むことができます。」

Q:

HTML5 は、過去の Web デザインプロジェクトでどのように役立ちましたか?

A:

HTML5は、W3C (ワールド・ワイド・ウェブ・コンソーシアム) によって定められた Web 規格の一つです。Web デザイナーとして、この規格を適用することで、どのブラウザからでもコンテンツに簡単にアクセスできるようになります。HTML ページがすべて HTML5 に準拠していることを確認しなければならないため、これは重要な質問です。モバイル開発の場合、HTML5 に準拠せずにデザインした場合、 Web サイト全体やブランドそのものに影響が及ぶ可能性があり、Web デザイナーは、HTML5 に精通していることが求められます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • HTML5 を理解している
  • Web デザイン手順に関する全般的な知識
  • HTML5 がデザイン全体に及ぼす影響を認識している

回答例

「Web デザインとパフォーマンスは密接に関連しています。デザイナーとして、ユーザーエクスペリエンスを向上するため、レイアウト、使いやすさ、階層、直感性を考えます。また、Web サイトのデザインが終わったら、すべてのプラットフォームやブラウザでチームがテストを行っています。」

Q:

過去の Web デザインプロジェクトで、 HTTP や HTTP-2 を使用した経験はありますか?

A:

候補者は、 HTTP に関する基本的な知識が求められます。HTTP-2 は Web パフォーマンスの向上を目的として作られたものなので、候補者は HTTP-2 についても使用できた方が良いでしょう。ページの読み込みに時間がかかると、ユーザーのランディングページの滞在時間が減るため、これは重要な質問です。問題なく、読み込み時間を効率的に向上できることが求められます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • HTTP 全般に関する知識
  • 自分のアプローチに対する考え方
  • その手順を選んだ根拠を説明できる

回答例

「デザイナーとしての私の仕事は、ランディングページにアクセスしたユーザーがページから離脱せず、サイト内の他のページも閲覧するようにすることです。HTTP-2 を使ってデザインプロセスを合理化し、ページ読み込み時間を短縮するレイアウトを作成します。

Q:

関係者の感情を傷つけることなくクライアントの要求に対応するために、Web デザイナーとして何を心がけていますか?

A:

Web デザイナーは、想定外のさまざまなクリエイティブな課題に直面します。候補者がどのように困難な状況に対処するのかを明確に理解することで、候補者の考え方を考察できます。また、Web デザイナーは指示を受けたり与えたりしながら、作業スケジュールを立てる能力が求められます。デザイン上の判断に対する理由を、クライアントが納得できるように明確に説明するのもデザイナーの仕事です。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • コミュニケーションスキルと対人スキル
  • ストレスのかかる状況でも落ち着いてプロとして対処する能力
  • プレッシャーのある状況でも品質に妥協しない姿勢

回答例

「率直なコミュニケーションは不可欠です。クライアントに満足してもらうことは最優先事項ですが、納期を守ろうとして品質を妥協することはできません。スケジュール管理は大切なので、緊急性に応じて作業に優先順位を付け、終えなければいけない全作業項目のリストを作るようにしています。」

求人を掲載
求人を掲載して
募集を開始しましょう。
求人を掲載

採用面接質問例を職種別に見る