5 つの『コンピューター技術者』の採用面接 質問例 & 回答例

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採用面接は行う側も受ける側も準備は万全に。コンピューター技術者の採用面接でよく使われる質問例と回答例を解説付きで見てみましょう。


Q:

好きなプログラミング言語を2つ選ぶとしたら何を選びますか? どのような点が気に入っていますか?

A:

この質問では、候補者の好みやプログラマーとしてのタイプ、特徴が分かります。選んだ言語から、プログラミングに関する全般的な知識や候補者がどのようなことに達成感を感じるかを知ることができます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • この分野での深い知識
  • 幅広いスキルと知識
  • 物事をはっきりと説明し、論理的思考ができる

回答例

「好きなプログラミング言語は Ruby と JavaScript です。Ruby は常に進化、改良されていて、学習の機会も多いため気に入っています。JavaScript は非常に寛容な言語です。」

Q:

別の人が書いたコードを扱うことには慣れていますか?

A:

この質問では、候補者がどの程度チームメンバーと協力できるかを測ることができます。プログラマーはさまざまな理由で他の人と協力して働く必要があります。他の人のプログラミングスタイルに対応できる人は、大きなプラスになります。この時に具体例を尋ねてみるのもよいでしょう。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 他人と協調して働く意思がある
  • 順応性があり、新しいことを学ぶ意欲がある
  • 偏りのない人柄と感じの良さ

回答例

「いろいろなプロジェクトで他の人たちと協力してきました。大学の講座の期末試験では、チームでアプリケーションを作成しました。」

Q:

コーディングを毎日または毎週どのくらいの頻度で行いますか?

A:

どのくらいの頻度でそのスキルを使用しているかを知ることで、現在の職場での候補者のレベルが分かります。プログラミングの使用頻度が低い候補者は、スキルが不足している可能性もあり、熱意の強さも見えてきます。候補者はこの質問で、現在取り組んでいるさまざまなプロジェクトについて話すことができます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 仕事以外で熱心に取り組んでいるプロジェクト
  • 仕事とプログラミング全般に対する熱意
  • 最も快適にこなせる役割は何か

回答例

「仕事と個人のプロジェクトの両方で毎日コーディングしています。仕事で最後に担当したプロジェクトでは会社の Web サイトを構築し、ビデオゲームを設計しています。」

Q:

自分や同僚の成果物を再確認する際に最も重要だと思うことは何ですか?

A:

エラーを修正することは、問題の真因を特定できるスキルと同様に重要です。コードの校正で重要視することを尋ねることで、候補者が何に価値を置くかが分かります。別の人の作業の校正について質問することで、候補者が他の人と対等に協力して働く意思を掘り下げることができるでしょう。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 謙虚で間違いを認めることができる
  • 協力して働く意思がある
  • 注意力があり、実際の業務で問題解決できる

回答例

「コードに関しては読みやすさが必要なので、しっかりコードレビューをします。改善の余地があれば、シンプルにするようにアドバイスします。」

Q:

プログラミングに使用する好きなオペレーティングシステムと、それが好きな理由を聞かせてください。

A:

この質問では、候補者が行う定常作業と使い慣れているオペレーティングシステムについて知ることができます。その理由を尋ねることで、候補者が視野を広げることに積極的であるかどうかが分かります。さらに、選んだ OS については、候補者がその OS をどのように評価しているか、そう考える理由を知るよいチャンスです。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 技術的な適応力
  • 会社が求めている水準に合うか
  • 論理的思考力と、概念について簡単に説明できるか

回答例

「プログラミングの際には Linux を好んで使います。Linux ではほとんどのプログラミング言語がサポートされ、ソースコードを自由に編集できます。無料であることも魅力的です。」

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