7 つの『採用担当』の採用面接 質問例 & 回答例

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採用面接は行う側も受ける側も準備は万全に。採用担当の採用面接でよく使われる質問例と回答例を解説付きで見てみましょう。


Q:

採用担当職に就こうと思ったのはなぜですか?

A:

この質問では、候補者が採用担当のキャリアをスタートさせたきっかけと、募集している職種に候補者のやる気がどう貢献するかが分かります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • これまでの実務経験
  • この職種に応募した背景
  • モチベーションが成功にいかに役立ったか

回答例

「大学時代、XYZ 社のインターンシップを経験しました。プライドを持って仕事をする、モチベーションが高い人達と交流することができました。キャリアと職場を心から楽しめることが人生に大きな影響を与えることを学びました。人の力になるのが得意で、サービス業を志す気持ちと、キャリアに価値を見出す考えを叶える職が人を採用する仕事であることに気づきました。」

Q:

成功率を上げるために採用業務でどのような改善を行いましたか?

A:

この質問では、改善できる部分を見極める能力と、採用担当者として変化を起こすことに積極的であるかが分かります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 思考力
  • 改善する意欲
  • 柔軟性

回答例

「採用担当者としての私のキャリアはここ数年で大きく変化しました。最も大きな変化は、トップクラスの人材の採用でオンライン求人サイトが大きな影響を持つようになったことです。最近、インターネットやスマートフォンを使って会社のブランドを評価したところ、情報が不足し、全体的なイメージが時代遅れになっていることが分かりました。私は情報を刷新して関連性を高め、モバイルへの対応を強化しました。」

Q:

採用のトレンドについていくためにどのようなリソースを参考にしますか?

A:

採用業務のトレンドは常に進化しているため、候補者が情報を収集しているかによって、変化に対応する意欲を測ることができます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 採用業務への関心
  • 最新のトレンドと採用業界の知識
  • 学んで成長しようとする意欲

回答例

「採用担当者として、スキルを高め、利用者の体験を向上させるために学び続けることが必要です。XYZ 社の Web サイトなど、複数のリソースを購読しています。最近、電子メールでのコミュニケーション方法や求人スタイルを見直すなど、候補者を惹きつける新しいアプローチを見つけました。」

Q:

成功を測定するためにどのようなデータを使用しますか?

A:

指標やデータを活用することで、採用活動の良し悪しを判断できます。候補者がデータを利用するかどうかによって、効率を上げて真面目に取り組んでいるかが分かります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 指標を用いる
  • 主要な指標を理解している
  • 結果に基づいてプロセスをどのように改善したか

回答例

「応募から内定までの日数、また応募から採用までの日数について指標を用いることで、採用業務の効率が大幅に改善しました。前の会社では、採用部門が指標を算出する頻度を年次から四半期ごとに変更するよう勧めました。分析結果から、採用プロセスの40%はマネージャーのレビューに費やされることが分かりました。私は候補者の状況や関心度の情報を収集するプロセスを自動化して、採用予定者の配属先のマネージャーがこのプロセスを円滑に進められるようにしました。」

Q:

どのようにして候補者との関係を築きますか?

A:

良好な関係を築くことが採用担当者にとって重要です。この質問で、候補者との関係を構築するためにどのようにコミュニケーションするのか、またその理由について知ることができます。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • コミュニケーション能力
  • 他人を尊重できる
  • 人とつながる力

回答例

「仕事探しが大きなストレスとなることを知っているので、候補者には可能な限り対応するようにしています。電話を無視したり、採用の過程で候補者を待たせたりすると、候補者との関係に溝ができてしまい、候補者の自信にも影響します。候補者と話すときは、それが不採用の通知をする場合でも、話をよく聞き、配慮して回答し、常に明るく対応しています。」

Q:

採用予定者の配属先のマネージャーからの要求が多く、苦戦したときのことについてお聞かせください。

A:

採用予定者の配属先のマネージャーと良好な関係を築くことで協力的な環境を維持できます。この質問では、候補者が、過剰に期待の高いマネージャーの要望にどう対処するかが分かります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 頭の回転が早い
  • 考えをまとめて伝えることができる
  • 作業の裏付けとしてデータを用いる

回答例

「採用予定者の配属先のマネージャーに会社の採用効率や自分の能力を理解してもらうために、コミュニケーションを積極的に行い、会話を絶やさないようにしています。あるマネージャーと働いていたときには、根拠となるデータを必ず提示していました。会社が市場平均より高い実績を上げていることを示し、内定率を上げる策を提案しました。」

Q:

候補者が予期せず採用を辞退した場合にはどうしますか?

A:

優秀な採用担当者は採用辞退にうまく対応します。候補者が冷静さを保ちながら、失望を潔く受け止めて対応できるかができるかどうかが分かります。候補者の回答から、次のようなスキルや適性を持っているか判断しましょう。

  • 冷静に行動できるか
  • 想定外の状況に対処する能力
  • 経験からどのように学べるか

回答例

「ある優秀な候補者を採用することをとても楽しみにしていました。その候補者は反応が早くて熱心で、内定を受け入れてくれると思っていました。候補者が辞退した時には、心からの感謝を伝え、今後いつでも連絡してくれるよう伝えました。」

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